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【レビュー XGIMI Horizon Pro プロジェクター】部屋が映画館!解像度(4K)や臨場感のある音質が最高
ホームプロジェクターを使ったみたい!と思っていたが、テレビあるし、パソコンもあるし、使わないだろうな。と思いずっと後回しにしていました。
そんなときに、XGIMI様より、ホームプロジェクターの「XGIMI Horizon Pro」を体験する機会を与えて頂きました。いやー、実際に使ってみると、テレビやパソコンとも違い、映画や動画を大画面で楽しめる機器なんだと実感しました。
大きなテレビやモニターを設置しようとすると、その分のスペースを確保しなければいけないので悩まし問題です。「XGIMI Horizon Pro」ならコンパクトだし、壁さえあれば、どこでも持ち運んで動画を楽しむことが出来ます。カメラ用の三脚などを使えば、自由に角度調整が出来るので、天井に投影することも出来ます。
寝ながら大画面で動画を楽しめるのは最高ですよ。
この記事では、実際に使って良かった点と残念だった点をレビューしていきます。購入する際に参考になれば嬉しい。
- 4K対応の大画面で動画を楽しめる
- 臨場感のある音質を楽しめる
- 角度調整で天井にも投影出来る
- ゲームはラグがある
- 電源アダプターが発熱する
4K対応
フルHD対応
XGIMI Horizon Pro フォトレビュー
スペック
スペック | |
---|---|
ディスプレイ | DLP |
標準解像度 | 3840 x 2160 (4K) |
最大対応解像度 | 4096*2160 @ 60Hz |
輝度 | 2200 ANSI ルーメン |
ランプタイプ | LED |
ランプ寿命 | 25,000 時間 |
明るさ自動調整(AI) | ◯ |
画像サイズ | 30’’ – 300’’ |
投影方法 | フロント,リア,シーリング,テーブルトップ |
RAM | 2GB |
ストレージ | 32GB |
オペレーティングシステム | Andtoid TV 10.0 OS、Chromecast Built-in、Google Assistant |
インテリジェント画面適応技術 | 高速起動 自動台形補正(垂直:±40°,水平:±40°) インテリジェント画面調整 インテリジェント障害物回避 オートフォーカス |
インターフェース | DC x 1 HDMI 2.0 x 2 USB 2.0 x 2 LAN x 1 Headphone x 1 |
WiFi | デュアルバンド 2.4/5GHz, 802.11a/b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
電力消費量 | 200w |
サウンドシステム | Dual 8W Harman / Kardon Speakers DTS-HD & DTS Studio Sound Dolby |
サイズ | 208.4 x 218.4 x 136.2mm |
重さ | 2.9kg |
「XGIMI Horizon Pro ホームプロジェクター」の最大の特徴は、4Kの綺麗な画質で動画を楽しめることです。輝度も2200 ANSI ルーメンと明るいので、昼間の明るい時間帯でも楽しむことが出来ます。
起動も速く、自動で投影サイズも調整してくれて、オートフォーカスにも対応しています。リフレッシュレートは、60Hzもあるので、投影中の動画がカクついたりすることもありません。ゲームはちょっとラグを感じてしまうが、この辺は、後述しますね。
ちなみに、ブルーライトカットもされているので、目に優しいのもポイントです。
XGIMI Horizon Pro(4K)の他に、XGIMI Horizon(フルHD)もあるが、最大の違いは、4Kに対応しているかどうかだけで、解像度に拘るならXGIMI Horizon Proがおすすめです。
4K対応
フルHD対応
パッケージ内容と外観デザイン
- プロジェクター本体
- ACアダプター
- リモコン
- 説明書
パッケージ内容は至ってシンプル。
リモコンの電池は付属していないので、自分で単4電池を用意する必要です。揃えることが出来たら、ACアダプターを本体に差し込めば、すぐに使うことが出来ます。
プロジェクター本体は、それなりにコンパクトではあるが、ACアダプターが結構、大きい。Pixel 5と比較するとその大きさが分かると思います。ちょっと置く場所に困ってしまうかもしれません。
正面には、投影レンズとCMOSイメージセンサーがあります。レンズもそこまで大きくないので目立つことはありませんね。
両側面には、Harman/Kardon社のスピーカーが搭載されています。後述しますが、結構、音質も良くてびっくりしています。
上の方には、電源ボタンと音量調整ボタン、再生/一時停止ボタンがあります。スマホのディスプレイをタップするようにレスポンスも良いです。
左からDC IN、LAN、USB(2.0)x 2、HDMI x 2、ヘッドホンジャック、OPTICALが搭載されています。
インターフェースは充実しており、拡張性は高めのプロジェクター。USBメモリーでは、 データの閲覧も出来るみたいだし便利ですね。個人的に、ヘッドホンジャックが付いているのは嬉しい。
裏面には、インターフェースの上には、排気口があり起動中も静かで、動画鑑賞中にも気になりません。熱風は出るので、後ろの部分は風通しを良くしてた方が良いかもしれません。
下の部分には、三脚ソケット(1/4インチ)があり、三脚に取り付けることも出来ます。
リモコンのボタンも直感的に操作がしやすいように分かりやすくなっており、オートフォーカスのボタンもあるので、ピントがズレても一発で合わせることが出来ます。OK Googleの声認識も良いので、音声検索が捗ります。
実際に放映してみる
三脚に取り付けることが出来る
Manfrotto ミニ三脚にも取り付けることが出来ます。なんだかシュールなかっこうになってしまったが、クセになるかっこよさ。今にも動き出しそう。
角度を付けるとこんな感じ。これ以上角度を付けてしまうと倒れてしまうが、スクリーンや壁に放映するには問題ありませんでした。
しかし、私は寝ながら動画を楽しみたいので、もう少し角度を付けれるように頑張ります。
Andoer*a ミニ三脚を使い、重心を低くすれば、ほぼ直角まで角度を付けることが出来ます。これで天井に放映することが出来るようになりました。これで夢が叶う。
ちなみに、数時間、この状態で動画を楽しみましたが、プロジェクターの重さで落ちてしまったり、転倒してしまうこともありませんでした。
設定は簡単
「XGIMI Horizon Pro ホームプロジェクター」の設定は、すごく簡単で、表示される通りに進めていくとあっという間に設定が完了です。
リモコンをオン、日本語設定、AndroidTVの設定、Wi-Fiの設定、プロジェクターの位置決定をし、スクリーンや壁に投影し台形補正をしたら動画を楽しむことが出来ます。
プロジェクターの設定さえすれば、使うときに、投影の補正のみの設定ですむので、お手軽に大画面で動画を楽しめるのは良いですよね。
大画面で動画を楽しめる(天井にも放映出来る)
プロジェクターを使うなら寝ながら動画を楽しむことが夢でした。映画館並みとまではいかないが、大画面で動画を楽しめるのは幸せです。
投影している姿は、何だかかかっこいい。
電気を消して、雨戸を締めた状態で投影すると、結構、綺麗に映し出してくれます。コントラストや彩度なども自分好みにカスタマイズ出来るが、デフォルトの状態でも十分に楽しむことが出来ました。
やっぱり寝ながら好きな動画を鑑賞できるのは最高。天井なら壁に放映するよりもスペースを確保することが出来るし、4Kで最大300インチに近い大画面で、迫力のある動画を楽しめるのは迫力があって良いですよ。
もちろん字幕もしっかりと読めるので、洋画も問題なく楽しむことが出来ます。
ここでは、著作権の関係で、著作権フリーの動画での紹介ではあるが、Amazon プライムビデオで映画を楽しんでいます。Android TVを搭載しているので、NetflixやHulu、U-NEXT、YouTubeといった、だいたいの動画サイトは揃っています。
明るい時間帯も見えるが見づらさはある
プロジェクターは、暗いところの方が効果絶大なのは分かってはいるが、明るい時間帯でもそれなりに見ることが出来ます。直射日光が直接当たると見づらいです。
暗くしたときと比較すると薄くなってしまうが、動画を流し見をしたりするぐらいなら良いかもしれませんん。ストーリーにのめり込んで動画を楽しみたい、映画のグレーディングや雰囲気を楽しみたいときには、暗くする方が没入感はあります。
真っ暗にした方が、発色が良いですね。写真だと少し薄めだが、実際はもっと発色は良いです。
画像サイズと位置を自動で調整してくれる
上記でもちょっとっだけ触れたが、「XGIMI Horizon Pro ホームプロジェクター」は、オートフォーカスや自動補正といって便利な機能が搭載されています。
障害物があれば、それを避けて自動調整してくれるが、ちょっとした傾きなどは、自分で調整する必要があります。四角を整える簡単なお仕事なので、数十秒あれば調整完了です。
便利なことに、プロジェクターの位置さえ変えなければ、再起動しても前回と同じ画面サイズにしてくれます。煩わしいセッティンングが少なくて済むのは嬉しいですね。
自動補正をする動画をTwitterにアップしてみたので参考にしてみてくださいね。
XGIMI Horizon Proの自動台形補正もオートフォーカスも速いし便利🙂微調整は自分でやらないといけないけど… pic.twitter.com/bINjuA3QHN
— ねこさと | 🐱 (@Nekosato333) September 24, 2021
画質(4K)も良いから長時間見ても疲れない
「XGIMI Horizon Pro ホームプロジェクター」は、独自の画像エンジンシステム(X-VUE)を使っているので、画質や色彩、コントラスも鮮明かつクリアに表現してくれています。
投影するときのブレや残像もフレーム補完技術の「MEMC」 で最小限に抑えており、動きの激しいスポーツやアクション映画でもシャープでクリアな画質です。ブルーライトカットもされているので、さらに目への負担が少ないのは嬉しい。
YouTubeで、4Kに対応している動画だと、下記の画像のように表示してくれるので、しっかりと4Kで放映されていることが分かりますね。
色鮮やかなコントラストでグラデーションもすごく綺麗だし、一つひとつの波も綺麗に表現出来ています。
壁のシワで分かりづらいが、投影解像度も良くてドット感やドット抜けなどもありません。やっぱり4K対応のプロジェクターは違いますね。
XGIMI Horizon Pro(4K)の他にXGIMI Horizon(フルHD)があるが、比較動画をチェックしてみると違いが分かると思います。特に、空や海の色に違いを感じることが出来ると思います。
音質も思った以上に良い(ワイヤレスヘッドホンにも対応)
- スピーカー出力:8W x 2
- メーカー:Harman/Kardon社
プロジェクターの音質は期待していなかっただけに、思った以上に良くて、良い意味で裏切られました。音響メーカーであるHarman/Kardon社のサウンドデザインを採用しており、臨場感のあるサウンドを感じることが出来ます。
プロジェクターの両サイドから出るので、プロジェクターを設置する場所によっては、片方からしか聞くことが出来なくなってしまうので、注意が必要です。壁やスクリーンに投影するなら自分の正面に設置する方が均等に音を聴くことが出来ました。
「XGIMI Horizon Pro ホームプロジェクター」は、ヘッドホンジャックも搭載しているし、Bluetoothにも対応しているので、手持ちのワイヤレスヘッドホン・イヤホンを使うことが出来ます。
搭載しているスピーカーでも十分に良いサウンドを楽しむことが出来るが、Sennheiser MOMENTUM Wireless M3AEBTXLをワイヤレスで繋ぎ、臨場感のあるサウンドを楽しんでいます。
Bluetooth 5.0に対応しているので、音切れや声の遅延もありませんん。
リモコンのレスポンスも速い
Fire TV Stickのリモコンを使っていたときは、ちょっとレスポンスが悪くてイラッとすることもあったが、「XGIMI Horizon Pro ホームプロジェクター」のリモコンのレスポンスはすごく反応が良いです。
リモコンのレスポンスも良いしストレスなく使うことが出来ます。Twitterにアップした動画を参考にしてみてくださいね。
XGIMI Horizon Proのリモコンのレスポンスも良いし、ストレスも感じないね🙂Android TVってこんなにスムーズなのか! pic.twitter.com/dXBwMHVVm8
— ねこさと | 🐱 (@Nekosato333) September 22, 2021
XGIMI Horizon Proの残念なところ
ゲームはラグがある(Nintendo Switch)
HORIZON Pro | HORIZON | |
---|---|---|
応答速度 | 40ms | 30ms |
Nintendo Switchのスプラトゥーン2をやっているときにラグを感じてしました。時間にすると1秒未満だとは思うが、スプラトゥーン2のようなシューティングゲームで、速い判断が要求されるゲームだと、ラグを感じてしまいます。
プレイするゲームによって感じ方は違うと思うので、これは試してみるしかありません。個人的には、ゲームはモバイルモニターなどでした方が安定して出来るのでおすすめです。
電源アダプターが発熱する
起動しているとACアダプターが発熱してしまい、ほんのり熱く感じてしまいます。この熱さは使っていて支障はないが、気になる方は気になるかもしれません。
長時間使っていても、酷い熱さになるということはなかったので、問題ありません。
さいごに:こんな方におすすめ
- 大画面で動画を楽しみたい方
- 4K対応のプロジェクターが欲しい方
- 音質の良いプロジェクターが欲しい方
今回は、貸し出しでプロジェクターの良さを体験させて頂きましたが、正直、購入したくなりました。
「XGIMI Horizon Pro ホームプロジェクター」は、4Kにも対応で、音質も良くて、臨場感のある動画を楽しむことが出来ます。何より、どこにでも持ち運んで大画面で楽しめるし、ベッドなどで寝ながら動画を楽しめるのが気に入っています。
サイズの大きいテレビやモニターを揃えるより、プロジェクターで迫力のある動画を楽しみたいですね。
4K対応
フルHD対応
おすすめ三脚
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