レビュー Xiaomi Redmi Buds 3 Lite：お値段以上！遮音性バツグンで音質もグッドな完全ワイヤレスイヤホン

Xiaomiから価格の安い「Redmi Buds 3 Lite」が発売されたので、購入しました。

ワイヤレス充電やアクティブノイズキャンセリング、外音取込みも搭載されていないが、イヤホンとしての完成度は高く、フィット感が良いので遮音性が高いのが特に気に入っています。

今どきの完全ワイヤレスイヤホンにしては、6㎜ドライバーと小さめではあるが、好みの低音を出してくれて、結構気に入っております。音質にすごく拘りがない方であれば満足できるレベルです。

この記事では、実際に使って良かった点と残念だった点をレビューしていきます。

レビュー Xiaomi Redmi Buds 3 Lite フォトレビュー

Buds 3とBuds 3 Proとスペック比較

	Buds 3 Lite	Buds 3	Buds 3 Pro
ドライバー	6mmドライバー	12mmダイナミックドライバー	9mm複合振動膜ドライバー
Bluetooth	5.2	5.2	5.2
コーデック	SBC	SBC / AAC	SBC / AAC
チップ	不明	Qualcomm BLUETOOTH	不明
アクティブノイズキャンセリング	-（通話時のみ）	–	◯（35dB）
外音取り込み	–	–	◯
防水	IP54（防塵防水）	IP54（防塵防水）	IP4（耐水）
タッチ操作	◯	◯	◯
装着検知	–	◯	◯
バッテリー	最大18時間再生	最大20時間	最大28時間
充電方式	USB-C	USB-C	USB-C（急速充電）
ワイヤレス充電	–	–	◯
カラー	ブラック	ブラック/ホワイト	ブラック/ホワイト
重さ	イヤホン（片方）：4.2g ケース込み：36g	イヤホン（片方）：4.5g ケース込み：41g	イヤホン（片方）：4.9g ケース込み：55g
価格	3,990円	5,490円	6,990円

「Redmi Buds 3 Lite」は、廉価版という位置付けとなっているので、「Redmi Buds 3」や「Redmi Buds 3 Pro」と比較しても控えめなスペックとなっています。

特に、搭載しているドライバーの大きさやバッテリー容量、ワイヤレス充電、アクティブノイズキャンセリングと、今では当たり前となっている機能が搭載していませんね。

カラーは、ブラックのみとなっています。

パッケージ内容と外観デザイン

パッケージ内容としては、他のイヤホンと変わりないが、USBケーブルが付属していないですね。正直、短いUSBケーブルが付属していても使うことはなかったので、なくても問題ありませんね。

充電ケースは全体的に丸みを帯びており、質感もさらさらで指紋雨汚れなども付きにくい仕様となっています。ちょっと手から滑ってしまいそうな仕様なので、落下には注意です。

表の方には、LEDランプがあります。

裏面には、Redmがうっすらと印字されています。

下の部分には、USB-Cポートのみ。

蓋を開けるとブラックに統一されたイヤホンとご対面。

見にくいが蓋の裏面に技適マークなどが印字されています。表に書かなかっのはデザイン性を考えてだとは思うが、これは良いアイディアですね。

イヤホン本体は、すごくコンパクトで、どことなくGalaxy Buds+を彷彿させるデザインです。このコンパクトなボディに6mmのドライバーが搭載されているんですね。

タッチ操作は、中央部分でします。

Xiaomi Redmi Buds 3 Liteの使用感

音質：高音域は物足りなさはあるが低音域は良い

今時の完全ワイヤレスイヤホンにしては、スペックは低めだし、ドライバーも6mmと小さいので、音質には期待はしていなかったが期待以上の音質で満足しています。

特に低音域は、こもっていなくて、それなりに解像度も高いので、ベースの音やバスドラの音の聴き分けも出来るほどです。遮音性が良いので、音漏れも少ないのもあり、低音域はかなり聴きやすくなっています。

低音域を大切にする、曲を良く聴く方も満足できるはずです。

正直なところ、高音域には物足りなさを感じており、女性ボーカルやボーカロイドの曲では、キンキンとした高音特有の音割れみたいな感じになることもあります。

その中でもクリアさは保たれており、低音域が全体を整えてくれるので、聴きやすいチューニングとなっています。

フィット感が最高！遮音性バツグン

音質の向上に貢献しているのが、イヤホンのフィット感です。

ケースもコンパクトで軽いが、イヤホン本体もコンパクトで軽いので、猫耳イヤーフックが耳にフィットしてくれます。

「Redmi Buds 3 Lite」は、思った以上にフィットしてくれるから遮音性もバツグンで、音漏れも少ないです。

ノイズキャンセリングなくても、周囲のノイズもカットしてくれ、音質も良いので気に入ってます。

耳の小さい方にも、イヤホンが主張することもないのも嬉しいですね。

片耳モードも搭載している

嬉しいことに片耳モードが搭載しているので、片方のイヤホンだけで使うことが出来ます。

家事をしたり、仕事をしながらでも片耳が空いていると、人の声や外部の音も聞くことが出来るのは地味に便利なんですよね。

動画の声の遅延や途切れもない

Bluetooth 5.2に対応しているので、繋がりやすく、音切れや声の遅延もありませんでした。

もちろん、ブラウザーやアプリの動画でも問題なかったので、安心して動画を楽しむことが出来ます。

タッチ操作のレスポンスも良い

タッチのレスポンスも良いので、ストレスなく使うことが出来ます。

音楽を再生するにも、長押しする仕様になっているので、間違えて押してしまうこともありません。

Xiaomi Redmi Buds 3 Liteの残念なところ

連続再生時間は短い

イヤホン本体の連続再生時間が5時間、充電ケースを含めると約18時間しかありません。

なので、長時間使う方からすると、不便なところかもしれません。

タップ操作で曲戻しが出来ない

なぜか、イヤホン本体のタップ操作で曲を戻すことが出来ません。

トリプルタップで音声アシスタントが割り当てられているから、曲戻しが出来ないんですよね。

そんなに音声アシスタントを使う頻度は多くないと思うんだけど、音楽を聴くための利便性をアップして欲しかったです。

さいごに：こんな方におすすめ

「Redmi Buds 3 Lite」は、安くて音質が良いが、上を見てしまうと、やっぱり不満が出てきます。

なので、音質にたいして強い拘りがない方には、満足出来る完全ワイヤレスイヤホンとなっています。

最近のXiaomiの商品は、安くて質が良い商品が多いので良いですね。

Redmi Buds Lite

Redmi Buds 3 

Buds 3 Pro

関連記事