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【レビュー Rakuten Hand】やっぱり軽くて小さいって正義!Miniよりも使いやすくバッテリーもそこそこ持つよ
コンパクトなスマホが大好きな、ねこさとです!
楽天モバイルから、片手操作がしやすい「Rakuten Hand」が発売したので購入しました。
発売当初は、スルーしていたが、コンパクト好きとしては、やっぱり見過ごしておくことは出来ませんでした。
実際に使ってみると、サイズ感は最高!Android10のジェスチャーとRakuten Handのコンパクトなサイズと相性が良くて快適です。
スペック的には、ミドスペックのポジションはあるが、日常使いとしして使うことが出来るし、バッテリーも丸一日持つので申し分ないスマホです。
この記事では、実際に使って良かった点と残念だった点をレビューしていきます。
楽天モバイルの新料金プランは、人気で申し込みが殺到してるみたいですね。
- コンパクトで片手操作が快適
- ラウンドエッジが持ちやすい
- 指紋認証にも対応している
- おサイフケータイにも対応している
- eSIMしか使うことが出来ない
- 外部メモリ(SDカード)が使えない
Rakuten Hand フォトレビュー
特徴とスペック
Rakuten Hand | スペック |
---|---|
ディスプレイ | 約5.1インチ |
OS | Android 10 |
CPU | Snapdragon 720G オクタコア 2.3GHz + 1.8GHz |
メモリー | 4GB |
ストレージ | 64GB |
外部メモリー | – |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 |
SIM | eSIM |
メインカメラ | 約4,800万画素 (広角) 約200万画素 (深度測位) f/1.8, f/2.4 デジタルズーム4倍 AIカメラ |
フロントカメラ | 約1,600万画素 f/2 デジタルズーム2倍 |
生体認証 | 指紋/顔認証 |
おサイフケータイ | ◯ |
NFC | ◯ |
VoLTE | Rakutenのみ |
イヤホンジャック | ◯ |
防滴 / 防塵 | IPX2 / IP5X |
充電方式 | USB Type-C |
テザリング | 10台まで可能 |
バッテリー | 2,750mAh |
サイズ | 138(縦) x 63(横) x 約9.5mm(厚さ) |
重さ | 約129g |
CPUは、Snapdragon 720Gを搭載されており、処理速度は快適。
メモリーは4GBでストレージも64GBしかないので、たくさんアプリを開いたり、写真の保存、アプリのダウンロードをすると容量が足りなくなるので注意です。
スペックを全体的に見てもミドルスペックで、ゲームをしたり、スマホをガツガツ使いたい方には物足りない仕様です。
とは言っても、連絡用のスマホとして使う分にはストレスを感じないし、今なら通信料金も1年間無料で使うことが出来るからおすすめ。
パッケージ内容と外観
- Rakuten Hand本体
- USB Type−Cケーブル
- ACアダプター
- 説明書など
パッケージ内容は、以下の通り。
「Rakuten Hand」には、ACアダプターはまだ付いていて 、何となく安心します。Appleは、アダプターなくなってしまったので、ちょっと悲しい。
カラーはブラック、クリムゾンレッド、ホワイトの3種類あり、ホワイトに惹かれてしまったので、ホワイトを購入しました。最近は、白の良さに気づいてしまいホワイトにぞっこん中。
背面には、Rakuten Miniでもお馴染みの”R”のロゴがあります。個人的には、このロゴは、クールではないんですよね。
右側の方には、音量調整ボタンと電源ボタンがあります。
四方の側面はアルミ仕様になっていて高級感もあって所有欲も満たしてくれるのが良いですね。20,000円のスマホとは思えないぐらいの完成度です。
メインカメラは、広角カメラとポートレートをサポートするための深度カメラが搭載されています。
カメラの部分は、ちょっとだけ出っ張っていて、カメラを下にした状態で置くとデスクと接触してしまうので傷つかないように注意が必要です。
左側には何もありません。
上の部分にはイヤホンジャックとマイクが搭載されています。
ハイスペックなスマホでもイヤホンジャックが非搭載のスマホが多いのに、「Rakuten Hand」には搭載されているのは嬉しいですね。
高音質の音楽を楽しみたいなら、やっぱり有線のケーブルが良いですもんね。それでも、ぼくは、完全ワイヤレスイヤホン派ですが。
最近は、骨伝導ワイヤレスイヤホンがお気に入りで使っています。
下の部分は、スピーカーとUSB Type−Cの充電口があります。
やっぱりUSB Type−Cに対応していると、ケーブルが統一されるから良いですよね。
軽くてラウンドエッジは片手操作がしやすい
「Rakuten Hand」の最大の特徴は、全面と背面がラウンドエッジになっていることです。横幅も約63cmしかないので、片手操作をするにはバツグンのデザインとサイズです。
ディスプレイ部分のラウンドエッジは、タップで反応する範囲が決まっているので、誤タップするのも防ぐことが出来ます。この辺はしっかりと考えられて作られているんだなーって感じました。
背面の部分のラウンドエッジは、優しい湾曲を描いており、気持ちが良いほどに、すっぽりと手に収まってくれます。
実際に持ってみると、手のひらに馴染むようにすっぽりと収まっているのが分かると思います。
横幅も約63mmと片手サイズには最適な大きさで、ラウンドエッジがさらに、片手操作を快適にしてくれます。本当に、最高。
唐突になるが、個人的にスマホがコンパクトという定義は、横幅67mmだと思っていて、それ以上になると片手操作するには、大きく感じてしまいます。
「Rakuten Hand」の縦幅は約138mmで、縦長のXperia 5(約158mm)と比較しても20mmも小さいから上の方に指も伸ばしやすい。
といっても、指を伸ばすために持ち直さないといけないから、スムーズではないけど、それでも片手操作するには十分なサイズ。
このブログでは何度も言っているが、”スマートに使えるからスマートフォン”なんですよね。片手操作が出来るスマホは最高です。
顔認証と指紋認証の使い分けが便利
Rakuten Miniの生体認証は、顔認証しかなかったが、「Rakuten Hand」では、顔認証と指紋認証の2つが搭載されています。
このご時世、マスクをしていることも多いし、季節によっては手袋をしていることもあるので、顔認証と指紋認証を使い分けることが出来るのは便利です。
しかも、ディスプレイ内指紋認証だからディスプレイは広く使うことが出来るし、認証速度も速いです。
比較するのが昔使っていたGalaxy S10しかないが、体感的にはGalaxy S10よりも速い気がします。
ロック解除するのにモタつくこともないし快適。指が乾燥していたり、湿っていたりするとモタつく可能性もあるので注意してくださいね。
もちろん、顔認証も速いので快適です。Rakuten Miniでも書いてあるが、認証解除後に、ホーム画面に移動出来るのはスムーズにアプリに移動出来るのは気持ちが良い。
iPhoneさんも見習って欲しい機能です。
Twitterに指紋認証と顔認証のロック解除スピードを比較した動画をアップしているので、参考にしてみてくださいね。
Rakuten Handのディスプレイ内指紋認証の反応良いね!顔認証もあるから、使い分け出来るのは便利😊 pic.twitter.com/ipVUfs6XwX
— ねこさと |🐱 (@Nekosato333) February 10, 2021
有機ELディスプレイは綺麗(解像度はHDクラス)
今時、有機ELディスプレイを搭載されているスマホは珍しくないが、20,000円台のスマホにしては豪華だな、と感じてしまいました。
やっぱり、有機ELディスプレイは綺麗ですよー。漆黒ブラックと言ってしまうぐらい、黒の表示が綺麗なんです。
特に、恩恵を感じるのは、写真をモノクロで撮るときや編集するときに、黒のシャドーの部分やディティールも潰れてしまうことなく映し出してくれます。
もちろん、動画でも有機ELディスプレイの恩恵を感じることが出来ます。
ディスプレイで気になる点としては、解像度は1,520×720でHDクラスなので、Amazon プライムビデオでは、強制的にSD画質になってしまうが、スマホで動画を楽しむ分には問題ない画質です。
どうしても高画質で観たいんだ!って方には、不満が残ってしまうかも。
おサイフケータイ(FeliCa)にも対応している
安価なスマホに省かれがちなFeliCaにも対応しているので、おサイフケータイが使うことが出来ます。
モバイルSuicaといった電子決済が出来るので、「Rakuten Hand」を決済端末として使うことも出来ますね。
写真・動画は記録程度なら満足
写真編(作例あり)
- メインカメラ:4,800万画素
- 写真解像度:12M(デフォルト)または48MP
- デジタルズーム:4倍
- ポートレート(ボケ度F0.9〜F16で調整可能)
- AIカメラ搭載
- 手振れ補正なし
「Rakuten Hand」のカメラは、4,800万画素の”メインカメラ”とポートレート撮影をサポートするための”深度カメラ”のみです。
写真の完成度は、絵の具をつけたようなベタっとしたような感じ。
それでも「Rakuten Hand」は、AIカメラを搭載しているので、被写体が動物なのか、食べ物なのかを自動で判別してくれます。
適切なシーンに合わせて色合いを調整してくれるので、比較的バランスは保たれているかなーって感じです。
4倍のデジタルズームだと、解像度は落ちてしまうが、遠くからでも寄って撮影することが出来ました。
食べ物はちょっと色がベタついている感じがしますが、光が多いところであれば、もう少し綺麗に撮れそう。
広角レンズではあるが、近くまで寄って撮ることが出来ます。
食パンのサクサクの質感も分かりますね。
AIが夜景のシーンを選択して、撮ってくれます。全体的にノイズが乗りやすくピントが合わせにくい印象でした。
あえてピンボケを狙って、雰囲気のある夜景を撮ってた。
ポートレートは、撮影するときから、”ぼかし量”をF16〜F0.95まで調整することが出来ます。
正直なところ、ぼかし量を調整してもボケ度は、変わらないように感じます。
ただ、ちゃんと背景はボケてはいるので、手軽にポートレートや雰囲気のある写真を撮る分には満足出来るレベル。
動画編(作例あり)
- HFDとHD
- 30fps
- 手振れ補正なし
「Rakuten Hand」の動画撮影の解像度は、FHDとHDの30fps固定で手振れ補正なしですが、動画撮影も記録程度であれば十分です。
Twitterに動画撮影をした動画をアップしてあるので、参考にしてみてくださいね。
Rakuten Handの動画撮影は思ったに良いかな😄手ぶれ補正ないし、お値段の割には良いかな! pic.twitter.com/7d7H571Ea1
— ねこさと |🐱 (@Nekosato333) February 10, 2021
処理速度も快適(ベンチマーク)
- Single Core:567
- Multi Core:1752
Geekbench 5でベンチマークを計測してみましたが、ミドルレンジらしい数値になっていますね。
Snapdragon 720Gは、普段使いには問題なく使えるCPUです。
Twitterでブラウザの読み込みスピードを動画にしてみたので、参考にしてみてくださいね。
Rakuten HandのSnapdragon 720Gのパワーもネットサーフィンするぐらいなら申し分ないね!Twitterぐらいしかやることないけど😇 pic.twitter.com/QLhLkaFTjG
— ねこさと |🐱 (@Nekosato333) February 10, 2021
バッテリーもそこそこ持ちが良い
- バッテリー容量:2,750mAh
「Rakuten Hand」のバッテリー容量は、2,750mAhとなっており、iPhone 12miniの2,227mAhよりも523mAhも多いです。
これは、ゲームや動画をガンガンしなければ、1日は余裕で持ちます。CPUもSnapdragon 720Gだから高負荷な処理はしないので、バッテリー消費も悪くありません。
バッテリー面だけで言えば、十分にメインで使えるレベルです。
楽天モバイルの通信速度は快適
「Rakuten Hand」は、楽天モバイルしか使えないが、通信速度は快適。
通信が混み合う時間帯でも、ダウンロード26Mbps、アップロード12.1Mbpsとかなり良い速度。
Rakuten Miniのときに、計測した楽天モバイルの通信速度を参考にして頂けたら嬉しい。自宅付近は、楽天回線エリア外なのですみません。
職場付近は楽天回線エリア内で通信速度は快適だね!今のところストレスはないな#楽天モバイル pic.twitter.com/cL5CS56AVO
— ねこさと |🐱 (@Nekosato333) July 6, 2020
「楽天モバイル」のキャンペーン情報や通信速度、電波の繋がりやすさに関しては、下記の記事にまとめてあるので、参考にしてみてくださいね。
Rakuten handの残念なところ
eSIMしか使うことが出来ない
「Rakuten Hand」は、eSIMしか対応していないので、物理SIMを使うことが出来ません。
eSIMが不便な理由は、Rakuten Handから機種変するスマホがeSIM対応していないと物理SIMを発行してもらう必要があることです。
SIMを変更するのは無料になっているが、物理SIMが届くまでに時間がかかってしまいます。
さらに、物理SIMからeSIMに乗り換えたい場合も同様の手続きが必要になってしまうので、手間なんですよね。
なので、Rakuten Handから乗り換えてしまって、また、Rakuten Handを使いたいと思ったときに、一手間が必要だということを知っておく必要があります。
外部メモリ(SDカード)が使えない
「Rakuten Hand」のストレージは64GBしかなく、今時のスマホとしては少ない容量です。
アプリをたくさん入れることは出来ないし、写真や動画を撮るのも、定期的に整理しないとあっと言う間に容量オーバーになってしまう可能性があります。
写真に関しては、GoogleフォトかAmazonフォトにバックアップすることで、問題は解消することが出来ます。
Googleフォトは15GBまでなら無料で、それ以上の容量が必要な方は有料になります。
ぼくは、Amazon プライム会員なので、スマホや一眼レフカメラで撮った写真はAmazonフォトに全てバックアップしています。
Amazon プライム会員ユーザーなら便利なサービスですよ。
さいごに:こんな方におすすめ
- 軽くてコンパクトなスマホが使いたい方
- おサイフケータイも使いたい方
- 端末料金や通信料金を安くしたい方
「Rakuten Hand」は、片手操作が出来る軽くてコンパクトなスマホ。
写真や動画も記録用として割り切れば、機能面も日常使いには必要十分ですし、ストレスはありません。
楽天モバイルでは、キャンペーンとして、Rakuten Hand(20,000円)が実質0円キャンペーンと、通信料金も1年間無料なのでお財布にも優しいのでおすすめです。
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