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【レビュー Leica M10-P】写真が楽しくなるカメラ!Leicaのある生活(作例あり)
ついに憧れの「Leica M10-P」を中古で購入しました!
購入するまでにかなり悩みましたが、いつまでもモヤモヤして時間を無駄にしているより良いよね?とういう訳の分からない勢いで購入。
30年生きていいて、カメラを買ったのは、初めてだたったけど、後悔はしていません。
むしろ、Leica M10-Pを購入してからは写真を撮るのが、さらに楽しくなりました。
悩んでいる時間があるなら速く買っていれば良かった!という後悔の方がありますが、かなりお高い買い物になってしまうので、悩んで当たり前なんだけど。
この記事では、「Leica M10-P」を使って写真を撮るのが、更に楽しくなったことを書いていきます。
Leica M10-Pから「LEICA M Monochrom Typ246」へ乗り換えました。
- 写真を撮るのが楽しくなった
- モノクローム にハマった
- 写真の勉強をするようになった
- モバイルバッテリーが使えない
- タッチパネルは固定式
- 手振れ補正がない
- コンパクトだけど重い
Leica M10-P フォトレビュー
スペック
スペック | |
---|---|
シリーズ | Mシリーズ |
マウント | ライカM系マウント |
センサー | フルサイズ(36×24mm CMOS) |
画素数 | 2400万有効画素 |
ファインダー | 大型ブライトフレームファインダー (倍率0.73倍) |
モニター | 3インチ (103.68万ドット) |
タッチパネル | ○ |
可動式モニター | 固定式 |
シャッタースピード | 1/4000秒 |
RAW | ○(DNG) |
JPEG | ○ |
動画 | × |
Wi-Fi | ○ |
ボディの作り | 本体:マグネシウムダイキャスト 合成皮革、上面と底蓋:真鍮製 ブラックまたはシルバーメッキ |
バッテリー | BC-SCL5 |
USBなどインターフェイス | × |
防滴防塵 | ○ |
カラー | ブラッククローム、シルバークローム |
サイズ | 80mm(高さ) × 139mm(幅) × 38.5mm(奥行き) |
重さ | 675g(バッテリー込み) |
「Leica M10-P」の最大の特徴は、シャッター音が静音なこと。
サイズも比較的コンパクトではあるが、重さは675gとちょっと重めで、Leicaの重みを感じます。
Wi-Fiにも対応しているので、撮影したデータをスマホに送り、SNSでもシェアしやすくなっているのも嬉しいポイント。
Leica M10-Pを使って写真を撮るのが楽しくなった
シンプルなデザインに惹かれる
何と言っても「Leica M10-P」の良さは、Leicaの象徴である赤いロゴもないことと、ISO感度とシャッタースピードを調整するダイヤルしかないシンプルなデザイン。
ブラックで統一されているので、すごくかっこいい。
ボディに貼り付けつけられた、革も触れる度に気持ちが良いです。
軍艦部分には、LeicaのロゴとISO感度やシャッタースピードダイヤル、電源兼シャッタボタンがあります。
Leicaのロゴの筆記体は、年代によって微妙に違うみたい。控えめなロゴがかっこいい。
左右のサイドは、なにもありません。
USB端子などのインターフェースは搭載されておらず、不要な機能は削ぎ落とされています。グリップ力もそこまで良くないですね。
「Leica M10-P」は、タッチパネルになっていているが、最終決定は横の十字ボタンで決定することになります。
特に、当たり障りのない十字ボタン。操作性も特にストレスなし。
ライブビュー切替えボタン、再生ボタン、MENUボタン(設定)があります。
下の部分は三脚穴のみ。
下の蓋の部分を開けるとSDカードとバッテリーが収納されています。
「Leica M10-P」を手に入れる前に、α6600や富士フィルムのX-E3を使ってみたが、重量感も一線を画しています。ただ単にLeica M10-Pが重いという訳ではない、Leica特有の重量感。
“Leica”というネームバリューにヤられてしまっているかもしれないが、初めて触ると他のカメラと違う”何か”を感じることが出来ます。
これは、触ると分かることなので、言葉や動画では伝えることが出来ない。ぜひ、店頭で五感を使って感じて欲しい。
触るとLeicaの虜になってしまうこと間違いなし。
レンジファインダー(マニュアル)でゲーム感覚で合わせるのが楽しい
「Leica M10-P」は、レンジファインダーという、ファインダー中央に表示されている2つの”像”を一つに合わせて初めてピントが合う。とういうシステムを取っています。
使い始めは、レンジファインダーに、すごく戸惑いがありましたが、今では慣れてしまい、ゲーム感覚で合わせるのが楽しいです。
しかし、レンズファインダーの大きさは、望遠レンズよりになればなるほど、レンジファインダーの大きさも小さくなってくるので、合わせるのが難しくなってきます。
ドMなのか、それもゲーム感覚で面白いんですよね。
他にもレンジファインダーの悪いところは、撮りたい被写体があるときに、瞬時に合わせるのが難しいところ。慣れたらAFよりも速く合わせることが出来るみたいだけど、ぼくの現在のスキルでは、まだ難しい。
今までは、AFで被写体までの距離の計算をカメラがやってくれていたので、AFのあるカメラはすごく便利なんだな、と再確認が出来ると同時に、便利なカメラに飼い慣らされたことも感じることが出来ました。
「Leica M10-P」を使うようになってからは、カメラってなんだろう?写真ってなんだろう?と、哲学的なことも考えるきっかけも与えて貰ったような気がします。
高機能のカメラがダメと言っているのではなく、写真を楽しむのに高機能なカメラはいるのか?という自分のカメラ観が変わったのかもしれないです。Leicaも高機能なような気もするけど。
ただ、α6600のAFめっちゃ便利で好きです!SONY最高です!
シャッター音が気持ちが良い
カメラを使う上でテンション上がる重要な要素である、シャッター音。
「Leica M10-P」のシャッター音は、静音設計なのに、何度もシャッターを切りたくなる良い音を出してくれます。本当に良い音。
α6600と富士フィルムX-E3とLeica M10-Pのシャッタ音を比較してみました。X-E3も良い音を出していますが、Leica M10-Pの方が気持ちの良い音を出していますね。
シャッターを切っているんだけど、切ったことを相手に悟られないような音。
α6600とX-E3とLeica M10-Pのシャッター音を聞き比べ。
Leica M10-Pの方が静音で気持ちが良い😊 pic.twitter.com/rW8SlyV6ZD— ねこさと (@Nekosato333) October 30, 2020
妻を被写体にして撮ることが多いんだけど、アレ?撮ったの?と言われるぐらい静かだし、良い音だねとも言ってくれます。
スマホのカメラみたいににカシャッ!と、いかにも写真撮ってます!も良いけど、被写体を緊張させずに写真を撮ることの出来るのは、地味なことだけどすごく大切なことだと感じています。
特に、愛猫のふうちゃんや野良ちゃんの猫を撮ることも多いので、ビックリさせないで撮影出来るのは嬉しい。
Leicaレンズに惹かれた
Leicaの現行のレンズとオールドレンズを含めるとかなり多いですが、Leica M10-Pと一緒に購入したのは、「Leica Summilux 50mm f1.4 2nd(左)」。
今まで使っていたAPS-Cのカメラでは、50mm(35mm換算)のレンズを使っていたこともあり、慣れている50mmのレンズを購入した訳です。
「Leica Summilux 50mm f1.4 2nd 」は作れられた年代によって、描写力や色の滲み方、シャープさも違うレンズ。
こういったレンズはたくさんあり、昔のレンズほど、独特なレンズが多いので、沼にハマればハマるほどLeicaのカメラは面白くなっていきます。
Leicaが作っているレンズだけでなく、他社が作っているレンズも合わせると、かなりの数のレンズがあるので、”その時の自分に合った”レンズを探す楽しみがあるのもLeicaのカメラを使う面白さです。
Leicaの出す色に惹かれた(作例)
モノクローム
Leicaを購入する上で、すごく惹かれたのはモノクロームの階調表現の完成度。物、肌の質感が分かるのには驚きです。
モノクロームは、色がないようだけど、色は受けてが想像して受けとってくれるのが良いですよね。それだけ、モノクロームは何を伝えるのか?が問われると思いますが、モノクロームは面白い。
カラー
もちろん、カラーの発色も良い。
描写力はレンズの性能に左右されてしまうところもあるが、Leicaの雰囲気が出ていると思います。
AFが搭載されていない「Leica M10-P」でも、上手く絞りの調整やピントを合わせれば、魚やイルカを撮影することが出来ます。
上記の写真で使用レンズはコチラ。
この他にもLeica M10-Pで使っているお気に入りのレンズを下記の記事にまとめましたので、気になる方は参考にしてみて下さいね。
不便に感じること
- モバイルバッテリーが使えない
- タッチパネルは固定式
- 手振れ補正がない
- コンパクトだけど重い
「Leica M10-P」は、こんなにも良いカメラではあるが、不便なところはやっぱりあります。
とういうより、不便さを楽しむのがLeicaのカメラだったりするので、ここでの不便さは、Leicaのカメラを使う上で覚悟しなければいけないこと。
モバイルバッテリーが使えない
「Leica M10-P」の本体には、USBの端子は搭載されていないので、本体を使ってバッテリーを充電することは出来ません。
なので、バッテリー切れになってしまうと、予備のバッテリーを使うか、バッテリーチャージャーを使って充電するしかありません。
予備のバッテリーも高かったけど、快適な写真ライフが送りたいので、予備のバッテリーも購入しています。
タッチパネルは固定式
今までタッチパネルはチルト式を使っていたので、固定式を使っていると、ローアングルではファインダーが見えにくいので、撮影がしにくいです。
特に、愛猫のふうちゃんを撮るときに、自分も寝そべる形になるので、無理な体勢で撮るのでが辛い…
これも慣れだとは思うが、やっぱりチルト式ディスプレイはあった方が便利と思うんだ。
手振れ補正なし
手振れ補正なんて豪華なものはありません。
使っているレンズも手振れ補正は搭載していないので、シャッタースピードを気にしないとブレてしまいます。
とはいってもLeica M10-Pは、ISO感度を上げてもノイズが乗りにくいので、暗いところでシャッタースピードを落とさずに、ISOで上手く調整することが出来るんです。
さすがに、星を撮ったり三脚を必要とする撮影では、手ブレしてしまうので、注意が必要ですが。
コンパクトだけど重い
重い、重い、これが「Leica M10-P」の重さ。
本体だけで、594gもあるので、レンズ込みだと余裕で1kg近くまでいってしまうので、出来るだけ機材を軽くしたい方には、気になる重さかもしれません。
バッテリーとSDカード、レンズ込みだと961gもあります。
レンズによって重さは違ってくるので、参考にまでにして欲しいが、重いレンズだと1kgで余裕で超えてしまいますね。
「Leica M10-P」は、物理的な重さもあるが、Leicaの”特有の重さ”という認識の方が良いのかもしれませんね。
訳が分からないかもしれないが、物理的な重量の他にLeicaの数字では表すことの出来ない重量感というものが存在するのだと思っています。
さいごに:Leicaのある生活は良い
正直なところLeicaは、普通のカメラよりも高いし、購入しなくても写真は楽しめます。
しかし、Leicaを使えば使うほど、Leicaの虜になってしまい、写真を撮る楽しみを再確認することが出来ました。
レンズもたくさんあるし、自分にあったレンズを探しながら、写真ライフを楽しんでいきたい。
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