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【おすすめ】Leica M10-PとLeica M4で使っているお気に入りのMマウントレンズたち
Leica M10-P・LEICA M Monochrom Typ246とLeica M4を使い始めてから、たくさんのレンズを使ってきたが、全部が自分にとって最高なレンズではありませんでした。中には手放したレンズも…
手放した理由は、現段階の自分の気持ちや考え方に合わなかっただけで、違ったタイミングであれば、最高のレンズになるかもしれません。
なので、現段階での自分に合っている、使っていて気持ちの良いレンズだけをピックアップし、この記事にまとめていきたいと思います。
Leicaレンズだけでなく、Mマウントとして使えるレンズをピックアップしていくので、今後も追加や入れ替えをしていく予定です。
これが、まさにレンズ沼…(Leicaの沼は恐ろしい)
現在は、Leica M4からLeica MP 0.72へ乗り換えて写真を楽しんでいます。
Leicaレンズの魅力:コンパクトで質感が良い
Leicaレンズの魅力は、なんと言ってもコンパクトで軽いことです。中望遠レンズになると重いレンズもあるが、75mmぐらいまでならコンパクトで軽いから持ち運びやすいです。
「XF35mmF2 R WR(194g)」と「Summilux 35mm F1.4 2nd(210g)」と比較すると、大口径なのにSummilux 35mm F1.4 2ndの方がコンパクトで、約16gしか重さも変わらない。
現代のレンズは大口径になると、サイズ大きくなり、重さも比例して重くなってしまうが、Mマウントのレンズは、コンパクトで比較的軽いのが特徴です。
カメラは持ち運んで、写真を撮ってなんぼの道具なので、出来るだけ機材はコンパクトで軽い方が嬉しいですよね。今までSONY、富士フィルム、SIGMAといろいろなメーカーのレンズを使ってきたが、Leicaレンズは、コンパクトで使いやすいです。
これは個人的な偏見になるが、Leicaレンズの方が、レンズ枚数を少なくしコンパクトで納めているのに、収差も少なく、描写力も良い。オールドレンズを含めても質感は良いような気がします。
とはいっても、現代レンズは、時代の流れもあり高性能化になるためにある程度は大きくなってしまっているのは仕方のないこと。なので、他のメーカーがダメだ!と言っている訳ではないので、誤解がないようにお願いいたします。
お気に入り(おすすめ)のMマウントレンズたち
NOKTON classic 40mm F1.4 S.C.
スペック | |
---|---|
焦点距離 | 40mm |
最小絞り | F16 |
レンズ構成 | 6群7枚 |
画角 | 56° |
絞り羽枚数 | 10 枚 |
最短撮影距離 | 0.7m |
大径 × 全長 | φ55.0×29.7mm |
フィルターサイズ | 43mm |
レンズフード | LH-6(別売) |
コーティング | シングルコーティング(SC) |
重さ | 175g |
「NOKTON classic 40mm F1.4 S.C.」は、35mmの写りすぎ問題と50mmのよりすぎ問題を見事に解決してくれる神画角。と、言うと言い過ぎになってしまうが、被写体と良い距離感で撮影が出来るお気に入りのレンズ。
特に、家族写真を撮っているときに、周りの雰囲気も入れながら、被写体を撮りたいというときに、すごく良い。周りの雰囲気は、何年も時間が経ったときに、どんな環境で撮ったのだろう?と思い出せるのが良いですよね。
オールレーズンと言われるLeicaレンズの多くの最短撮影距離は、1mとなっているので、0.7mまで寄って撮れるので、すごく使い勝手の良いレンズです。
写りも開放にすれば、オールドレンズのような描写力を楽しめ、絞ればキリッとした現代レンズの描写力で、2度美味しいのもお気に入りの理由。
最近では、常に装備し持ち歩いているレンズとなっています。
ちなみに、S.C(シングルコーティング)とM.C(ダブルコーティング)があり、オールドレンズ寄りの描写を楽しみたいならS.C。現代的な描写力を求めるならM.Cを選ぶと良いでしょう。
Summilux 35mm F1.4 2nd
スペック | |
---|---|
焦点距離 | 35mm |
F値 | F1.4〜16 |
レンズ構成 | 5群7枚 |
フィルター径 | ねじ切りなし。シリーズ7フィルターをフードにはめ込む。 |
最短撮影距離 | 1m |
レンズマウント | Mマウント |
年代 | 1967-1995年 |
重さ | 245g |
Leica M10-Pを購入時に出来れば欲しかったが、良い状態のレンズに出会えず、見送ってきたが、ついに状態の良いレンズに出会うことが出来ました。
Leicaレンズは、高騰しているので、良いお値段になってしまったが…
それでも、レンズの状態やレンズフード、レンズフィルムといった付属品も綺麗に揃っていたので、現在の相場価格を考慮しても比較的安く手に入れることが出来たと思います。
お値段以上に、「Summilux 35mm F1.4 2nd」の描写力、開放時の独特な滲みは最高で、昼間の明るい時間帯でもついつい開放で撮ってしまうほど。
軽くて、35mmという画角も使いやすいし、1度、使うと手放したくなるレンズです。
Summaron 35mm F3.5
スペック | |
---|---|
焦点距離 | 35mm |
F値 | F3.5〜22 |
レンズ構成 | 4群6枚(ガウス型) |
フィルター径 | 22mm |
最短撮影距離 | 1m |
レンズマウント | Lマウント |
年代 | 1949年 |
素材 | 真鍮製 クロームメッキ |
重さ | 145g |
無限ロック付きで、絞りとフォーカスが連動し動き、ヘリコイドを回す摘みがあり、くびれがあるのが特徴的なレンズ。このデザインに惹かれてしまう方も多いじゃないでしょうか。
こちらは、Lマウントレンズになるので、Leica M10-Pで使うときには、Mマウントアダプターを装着して使っています。
F3.5と決して明かるいレンズではないが、カラーで撮影すると、コントラストは高め、彩度は低く、フィルムカメラで撮影したかの様な独特な描写を楽しめます。
このレンズの本領発揮は、モノクロでの撮影。モノクロ撮影が主流の時代に作られてレンズだけあって、モノクロとの相性がバツグンに良い。シャドーの乗り方やブラックといった階調の表現の仕方がすごく気に入っています。
明かるい「Summilux 35mm F1.4」を持っているが、「Summaron 35mm F3.5」特有の描写が楽しめるので、手放せないレンズとなっています。
ULTRON Vintage Line 35mm F2 Aspherical TypeⅠ
スペック | |
---|---|
レンズ構成 | 5群8枚 |
マウント | VMマウント |
F値 | 2〜16 |
最短撮影距離 | 0.58m |
フィルター径 | 39mm |
レンズフード | LH-4N(別売) LH-12(別売) |
作成年 | 2019年 |
カラー | シルバー、ブラックペイント共に外装真鍮製 |
サイズ | φ52×28.1mm |
重量 | 170g(TypeI) 210g(TypeII) |
クラシカルなデザインのかっこよさにすっかり惹かれてしまい購入してしまいました。
開放では、味のある周辺減光もあり、絞ればシャープな写りをしてくれるので、デザインだけでなく描写力も良いので写真を撮るのがすごく楽しくなりました。
デザインの良いレンズを使っていると、写真を撮る意欲も上がりますよね。Voigtlanderはいいぞ。
TypeⅠ
TypeⅡ
Color Skopar 50mm f2.5
スペック | |
---|---|
レンズ構成 | 6群7枚 |
マウント | VLマウント |
焦点距離 | 50mm |
F値 | 2.5 |
最短撮影距離 | 0.75m |
フィルター | 39mm |
製作年 | 2002 |
カラー | ブラック/シルバー |
重さ | 208g |
「Color Skopar 50mm f2.5」は、コンパクトで軽いが持ち味のレンズです。
程よい描写力なので、絞っても写りすぎない写真が撮れるので気に入ってます。
写りすぎないと言っても綺麗に撮れるので、レンズとしては優踏生です。
詳しいことは、作例も踏まえて「レビュー Color Skopar 50mm f2.5:コンパクトで軽い!ほどよい描写力の優等生レンズ(作例あり)」にまとめてあるので、ぜひ覗いてみて下さいね。
NOKTON 50mm F1.0 Aspherical VM
スペック | |
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焦点距離 | 50mm |
絞り | F1-F16 |
最短撮影距離 | 0.9m |
レンズ構成 | 7群9枚 |
絞り羽根枚数 | 12 枚 |
フィルターサイズ | φ62mm |
最大径×全長 | φ73.6×55.0mm |
重量 | 484g |
Voigtlanderの最高峰のレンズ。
F1.0からため息が出るほどの素晴らしいボケと、絞ればシャープな描写力を楽しむことが出来ます。ただボケるだけでなく実用性のある描写力なので、作品作りにも適しています。
現在、私は、全てのLeicaレンズを手放し、このレンズをメインで使っています。本当に良いレンズに出会うことが出来ました。
詳しいことは、作例も踏まえて「レビュー NOKTON 50mm F1.0 Aspherical VM:美しいボケからシャープな描写力を楽しめるレンズ(作例あり)」にまとめてあるので、ぜひ覗いてみて下さいね。
Summilux 50mm F1.4 2nd
スペック | |
---|---|
レンズ構成 | 5群7枚 |
フィルター径 | 43mm |
最短撮影距離 | 1m |
レンズマウント | Mマウント |
年代 | 1961年 |
Leica M10-Pを購入したときに、同時に購入した思い入れのあるレンズ。
当時も今も50mmという画角は好きで、妻のポートレートや寄って撮りたいときに使っています。やは標準レンズだけあって、自分の目に近い画角で撮れるのは良いですね。
Summilux 50mm F1.4は、 2ndなので、開放にすると独特な滲みが出るのも特徴的。描写力は、コントラストはちょっと高めで、彩度は低めの印象。フレアも抑えられているので、逆光で撮るとふわっとした柔らかい描写を楽しむことが出来ます。
Summilux 35mm F1.4 2ndと同様、この癖のある写りを体感すると虜になってしまうこと間違いなし。
NOKTON 75mm F1.5 Aspcherical
スペック | |
---|---|
焦点距離 | 75mm |
口径比 | 1 : 1.5 |
レンズ構成 | 6群7枚 |
最小絞り | F16 |
画角 | 32.6° |
絞り羽根枚数 | 12枚 |
最短撮影距離 | 0.7m |
距離計連動範囲 | ∞~0.7m |
最大径×全長 | φ62.8 × 63.3mm |
フィルターサイズ | 58mm |
重量 | 350g |
カラー | ブラック、シルバー |
以前は、Summicron 90mm F2を使っていたが、重さと画角が好みではなかったので、「NOKTON 75mm F1.5 Aspcherical」に乗り換えました。
NOKTON 75mm F1.5 Aspchericalは、Summicron 90mm F2よりも明るいレンズなのに、軽くて持ち運びやすいのが特徴。75mmと一歩引いた画角なっているので、個人的には構図が作りやすいレンズです。
ビンテージラインということもあり、現代光学の最高技術を駆使して作られており、描写力はキレキレな上に、その場の雰囲気、空気感をそのまま切り撮ってくれます。
どことなくオールドレンズを彷彿させる柔らかい色合いで、開放にすると独特な滲みがクセになります。
HELIAR classic 50mm F1.5 VM
スペック | |
---|---|
レンズ構成 | 3群6枚 |
マウント | VMマウント |
F値 | 1.5〜16 |
最短撮影距離 | 0.5m (距離計連動範囲 0.7m) |
フィルター径 | 49mm |
コーティング | SC(シングルコーティング) |
レンズフード | 専用ねじ込みフード付属 |
作成年 | 2021 |
カラー | ブラック |
サイズ | φ56.8×41.9mm |
重量 | 255g |
「HELIAR classic 50mm F1.5」の最大の特徴は、シングルコーティングで、レンズ構成が3群6枚で構成されていることと、鏡胴がクラシカルなデザインになっているレンズです。
最短撮影もライブビューを使うことで、0.5mまで寄ることが出来るし、ファインダーを使用しての0.6mまで寄って撮れるので、すっかりお気に入りのレンズとなってしまいました。
万能すぎて、Summilux 50mm F1.4 2ndよりも使う頻度が多いレンズです。
Carl Zeiss C Biogon 21mm F4.5
スペック | |
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レンズ構成 | 6群8枚 |
マウント | ZMマウント |
焦点距離 | 21mm |
F値 | 4.5〜22 |
最短撮影距離 | 0.5m |
作成年 | 2007 |
カラー | ブラック・シルバー |
重量 | 190g |
超広角レンズでは「Carl Zeiss C Biogon 21mm F4.5」がお気に入り。
コンパクトで軽いし、パンフォーカスにすれば、気軽にパシャパシャ写真が撮りやすいレンズです。
オールドレンズっぽい描写力で、使えば使うほどクセになります。解放では、周辺減光も良い感じで落ちるのでドラマティックな写真を楽しむことが出来ます。
以下の、記事に作例もたくさん乗せてあるので、参考にしてみて下さいね。
Carl Zeiss Biogon 28mm F2.8 ZM
スペック | |
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レンズ構成 | 6群8枚 |
マウント | ZMマウント |
F値 | F2.8〜22 |
最短撮影距離 | 0.5m (距離計連動範囲 0.7m) |
フィルター径 | 46mm |
レンズフード | 専用ねじ込みフード(別売り) |
作成年 | 2005 |
カラー | ブラック・シルバー |
重量 | 220g |
Carl Zeiss C Biogon 21mm F4.5を使うようになってから、すっかりBiogonの虜になってしまいました。
「Carl Zeiss Biogon 28mm F2.8 ZM」は、21mmよりも寄れて、35mmよりもちょっと引きめで撮ることが出来るバランスの良いレンズです。
28mmという画角は、被写体と周辺環境も撮ることが出来るので、撮影した雰囲気が分かるのがすごく良い。
ちょっとコントラスト高めで、描写力も良いので、常用レンズとしても使うことが出来ます。
「レビュー Carl Zeiss Biogon 28mm F2.8 ZM:シャープな描写が楽しめる!スナップに最適なレンズ(作例あり)」では、たくさんの作例も含めレビューしているので、参考にしてみて下さいね。
さいごに:Leicaはレンズ沼で楽しい
Leicaで使えるレンズは、Leicaレンズだけでなく、他社が作っているMマウントレンズも使えるから、他のカメラと比べるとかなり多く感じます。
Leicaレンズだけでもオールドレンズと言われているレンズを含めると、かなりの数になるし、マウントアダプターを使用すれば、さらに、使えるレンズが増えてしまうので、まさにレンズ沼です。
選べるレンズが楽しいことは、末永くカメラ・写真生活を楽しめることと同じなので幸せだが、破産しないように気をつけないといけません。
ああ、Leicaは楽しい。
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