レビュー RICOH GR Ⅲx(GR3x):コンパクトは正義!40mmからマクロまで万能なカメラ(作例あり)

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ついにGR Ⅲxを購入しました。

購入するまでに、GR ⅢGR ⅢxX100Vどれにするか悩んでいたが、普段NOKTON classic 40mm F1.4 S.C.を好んで使っているので、GR Ⅲxに決めました。

欲しい!GR ⅢかGR Ⅲxどっちを買うと幸せになれるかでは、GR Ⅲxの用途を詳しく書いてあるので参考にしてみて下さいね。

実際に、GR Ⅲxを使ってみると、40mmの絶妙な画角と、マクロモードの使い勝手が良くて、さらに写真を撮るのが楽しくなりました。

なにより、ポケットサイズだから、ちょっとした散歩やサイクリングするときも持ち出しやすいのが気に入っております。

やっぱりコンパクトは正義ですよ。

この記事では、実際にGR Ⅲxを使ってみて、良かった点や残念だった点、作例などを踏まえながらレビューしていきます。

すっかりGRシリーズに魅了されてしまい、GR IIIも購入してデジタルGRは2台持ちで使うことにしました。

良かった点
  • ポケットに入るコンパクトなカメラ
  • 描写力も良いカメラ
  • 荷物を出来るだけ軽く出来た
良かった点
  • 防塵防水に対応していない
  • バッテリーのもちはイマイチ
目次

GR Ⅲx フォトレビュー

スペック(GR ⅢとGR Ⅲx比較)

GR ⅢGR Ⅲx
レンズ4群6枚(非球面レンズ2枚)5群7枚(非球面レンズ2枚)
焦点距離28mm(35mm換算)40mm(35mm換算)
最短撮影距離標準:約0.1m~∞
マクロモード:約0.06m~0.12m
標準:約0.2m~∞
マクロモード:約0.12m~0.24m
F値F2.8~F16F2.8~F16
有効画素数約2424万画素約2424万画素
感度ISO100~102400ISO100~102400
シャッタースピード1/4000~30秒1/4000~30秒
手振れ補正撮像素子シフト方式 (Shake Reduction)(3軸補正)撮像素子シフト方式 (Shake Reduction)(3軸補正)
クロップ35mm、50mm50mm、71mm
充電方式USB Type-CUSB Type-C
サイズ約109.4(幅) × 61.9(高) × 33.2mm(厚)約109.4(幅) × 61.9(高) × 35.2mm(厚)
重さ約257g(バッテリーなど込み)約262g(バッテリーなど込み)

GR IIIGR Ⅲxとの最大の違いは、40mmなので、レンズの枚数も違うし、重さも数gだけ重くなっているが、あとはGR Ⅲと変わりありません。

GR Ⅲxは、クロップが50、71mmと出来るので、中望遠レンズとして使うことが出来ます。GR Ⅲは、35、50mmとクロップ出来るので、広角レンズよりに使いたい方におすすめです。

ねこさと

私は、被写体によりフォーカスして使っていきたいので、GR Ⅲxを選びました。

パッケージ内容とデザイン

パッケージ内容
  • カメラ本体
  • ストラップ
  • バッテリー
  • USB-Cケーブル
  • 変換アダプター
  • ACアダプター
  • 説明書
  • 保証書

パッケージ内容は、至ってシンプルではあるが、バッテリーチャージャーがないのはちょっと残念。

カメラ本体にUSB-Cケーブルを繋げば充電出来るから問題ないが、やっぱりあって欲しかったバッテリーチャージャー。

GR Ⅲxは、ブラックで統一されているので、デザインともにすごくかっこいい。

限定のUrban Editionでは、ボディの塗装がメタリックグレーとリングキャップがネイビーブルーあるが、飽きずに長く使いたかったので、ブラックを選びました。

というより、手持ちのカメラは、ほとんどブラックが多いのもあり、ブラックで統一したかったのもあります。

背面の方は、こんな感じ。

操作をするためのボタンなどは、右にギュッと配置されており、片手操作がしやすいようになっております。

一眼レフカメラと違ってポケットに入れたりするので、ディスプレイには、ガラスフィルムを装着しています。ガラスフィルムを貼り付けてもタッチ操作に変化はありません。

上の方には、電源ボタンやシャッターボタンなどがあります。この配置も片手操作をするために良く考えられた配置となっており、使いにくさはありません。

左側面には、動画ボタンがあります。

右側面には、USB-C端子があります。

カバーもしっかりと閉まっているので、撮影中に開いてしまうこともありません。充電する度に、開け閉めの頻度が多くなると、ヘタってきそうな感じはありますが…

控えめなグリップとなっているが、片手でもしっかりと握ることが出来るので、落としてしまうこともありませんでした。これは絶妙な出っ張り感ですよ。

電源を入れると、レンズが出てきます。

このレンズの大きさで40mmの画角というのだから驚きです。一眼レフカメラだと、倍のサイズになってしまうし、ポケットに入れることは出来ないので、GR Ⅲxがすごくコンパクトなのが分かります。

ちなみに、電源を入れると電源ボタンが緑色に点灯しなんだかオシャレ。

気分転換にリングキャップも変更することが出来るのもGRシリーズの良いところですよね。

サードパーティーの「JJC GN-2 アルミニウム合金 リングキャップ」で写真欲を高めています。

GR Ⅲxのデザインに関しては、以下の動画を見るとデザイナーの拘りを知ることが出来ます。この2本の動画を見てしまってから、さらにGR Ⅲxが好きなってしまいました。

「道具は高級感はなくても良い」というフレーズにグッときました。うん、GR Ⅲxはかっこいいよ。

前編
後編

GR Ⅲxの使用感と作例

何より軽くてコンパクト!ポケットに入る喜び

GR Ⅲxは、ポケットに入るぐらいのコンパクトなので、持ち運びするのにすごく便利なんです。

重さも262gしかないし、カメラを複数台持ち歩いても苦になりません。

特に、コンパクトさの恩恵を感じるときは、BROMPTONでのサイクリングや散歩するときにスッとポケットに入れて、スッと取り出し気軽にシャッターを切れることです。

いちいち、リュックから取り出す手間を省けるので、写真を撮るハードルがグッと下がり、写真を撮るのがさらに楽しくなりました。

バッテリーとSDカード込み

その他にも、カメラを複数台持ち歩くときにも、コンパクトなGR Ⅲxは助かってます。特に、フィルムカメラとデジタルカメラの組み合わせのときに、気軽に持ち運べるんですよね。

余談ですが、すっかりGRに魅了されてしまい、フィルムカメラのGR1sを購入しました。フルサイズGR最高です。

結局、GR IIIも購入しています。

Leica M4とGR Ⅲxの組み合わせ

手ぶれ補正もバツグン

GR Ⅲxは、3軸補正の手ぶれ補正が搭載されているので、撮りながら歩いても手振れを抑えることが出来ます。

この瞬間良いなーと思った瞬間にスッと出して、手振れを気にせずシャッターを切れるのは良い。もちろん、片手でシャッター切っても手振れは抑えられてます。

さすがに、シャッタースピードが100以下になるとブレてしまうが、スナップシューターカメラとしては十分な手振れ補正です。

起動スピードも速い

GR Ⅲxはスナップシューターと言われているだけあって、起動スピードが速いです。

ポケットから出し電源を入れて、構える間までにはシャッターを切れる状態にあるので、シャッターチャンスを逃すことはありません。

その他にもフルプレススナップというAFを無視してシャッターを切れる機能も搭載しているので、起動した瞬間にあらかじめ設定しておいたピントでシャッターを切れるのが便利です。

片手操作性で全て完結出来る

GR Ⅲxの操作ボタンなどは、全て右側に集結しているので、シャッタースピードやISO感度、F値、露出補正の調整も全て片手操作が出来ます。

起動したら片手で素早く露出の調整が出来るし、ダイヤルボタンには、U1、U2、U3とカスタムした設定を登録出来るので、片手ですぐに変更が出来るのは便利なんです。

シャッターチャンスを逃したくないシーンとか傘をさしながらの撮影のとき重宝しますよ。

作例

フィルムカメラもやっている影響もあり、GR Ⅲxのイメージコントロールは、ポジフィルム調とハモノクロームが好きで使用頻度は多いです。

ポジフィルム調は、青の発色が綺麗で好き。

GR3x 作例
GR3x 作例
GR3x 作例
GR3x 作例
イメージコントロール:レトロ
イメージコントロール:ブリーチバス
GR3x 作例
GR3x 作例
フルプレススナップでピントを合わせてくれる
GR3x 作例
GR3x 作例
GR3x 作例
GR IIIx 作例
GR3x 作例
GR IIIx 作例

作例をもっと見たい方は、「GR Ⅲx 作例」で写真を載せていますので、覗いてみてくださいね。

50・71mmクロップでのマクロ撮影が便利

GR Ⅲxのマクロモードは、等倍マクロではないし、0.24mしか寄ることが出来ないが、クロップを使うことで、0.12m程度まで寄ることが出来ます。

クロップすると画質の劣化は起きてしまうが、スマホやタブレットで見る分には十分な画質なので問題ありません。

タップ、クリックすると写真を拡大することが出来ます。

70mmのクロップとマクロモードで、これだけ写し出すことが出来れば、パソコンやタブレット、スマホで見る分には十分な解像度です。

ちなみに、2Lサイズのプリント用紙に印刷しても綺麗に見ることが出来ました。

71mmマクロ
71mmマクロ

もちろん、40mmのマクロもしっかりと寄れるし、解像度も高く、ディティールも保たれています。

40mmマクロ
40mmマクロ

愛猫のふうちゃんの耳の毛やヒゲもしっかりと描写してくれる素晴らしさ。

40mmマクロ
40mmマクロ

マクロモードをうまく使えば、物撮りも出来るし、テーブルフォトも撮影することが出来ます。

40mmマクロ

50、71mmクロップ撮影での画素数

標準の40mmから50、71mmのクロップ撮影したときの画素数を調べてみました。

71mmまでクロップしてしまうと約700万画素数まで落ちてしまうが、スマホやタブレットで見る分には問題ありません。それ以上の大きなディスプレイで見たり、プリントすると画質の荒さは気になってしまいます。

タップ、クリックすると写真を拡大することが出来ます。

40mmで撮影

サイズは、6000 x 4000で約2,400万画素数になります。

40mm
50mmクロップ

サイズは、4800 x 3200で約1,536万画素数になります。

50mmクロップ

71mmクロップになると、ちょっと荒さが出てくるのが分かると思います。

71mmクロップ

サイズは、3360 x 2240で約753万が素数になります。

71mmクロップ

クロップ撮影でもプリントは綺麗に出来る

50、71mmでクロップ撮影した写真を2L判用紙にプリントしてみました。

以下の写真では、プリントした画質を確認することは難しいが、雰囲気だけでも確認して頂けたらと思います。

さすがに、71mmでクロップした写真をA4用紙にプリントすると、画質の荒さが目立ってしまうかもしれません。(タップしたら拡大できます)

クロップ画素数
  • 50mmクロップ:4800 x 3200で、約1,536万画素数
  • 71mmクロップ:3360 x 2240で、約753万画素数

愛用しているプリンターは、EPSON SC-PX1Vを使っています。カラーやモノクロも良い色合いでプリントしてくれます。

レビュー記事もあるので、参考にしてみてくださいね。

GR Ⅲxの残念なところ

防塵防水ではない

残念ながら防塵防水に対応していないので、雨の日やホコリっぽいところでの撮影には注意が必要です。

GR Ⅲxは、センサーにゴミが入りやすいと言われているので、撮影して終わったらブロワーなどでホコリを払った方が良いかもしれないですね。

バッテリー持ちは良くない

公式ホームページでは、一つのバッテリーで200枚は撮影が可能とあるが、1日メインカメラとして使うとなるとバッテリー1つでは持ちません。

シャッターを切る頻度にもよるが、予備のバッテリーがあると安心して使うことが出来ます。

ちなみに、モバイルバッテリーで充電しながらでも撮影することが出来るので、モバイルバッテリーで対応するのもアリかもしれませんね。

さいごに:こんな方におすすめ

こんな方におすすめ
  • 40mmの画角が好きな方
  • コンパクトなカメラが好きな方
  • 出来るだけ荷物を軽くしたい方
  • スマホよりも綺麗な写真が撮りたい方

GR Ⅲxは、コンパクトで262gと軽いので、気軽に持ち運びやすいのが気に入っています。

やっぱりカメラは持ち出すハードルがあるので、そこがグッと低いのは良いですよね。描写力も良いし。

なので、出来るだけ荷物を減らしたい、なおかつ、描写力の高いコンパクトカメラを探している方におすすめ。

GR Ⅲx

GR Ⅲ

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