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【レビュー Galaxy Buds+】音質はイマイチだが、気持ちよく音楽が楽しめる完全ワイヤレスイヤホンだった
Galaxy S10を使っているので、「Galaxy Buds+」が気になり購入しました。
Galaxy S10と「Galaxy Buds+」は、同じメーカー同士なので、連携性はすごく良く、耳にもジャストフィットしてくれるので使っていてすごく気持ちが良いです。
「Galaxy Buds+」は、音楽を聴くイヤホンだけでなく、LINEなどのアプリの通知も読み上げてくれたり、スマホの拡張器としても役立ってくれています。
スマホを出さずに、通知の確認が出来るのは意外と便利な機能で重宝しています。
肝心の音質はそれなりのクオリティーですが、AirPods Proよりも使いやすさは格段に良いので満足しています。
この記事では、「Galaxy Buds+」を使ってみて、良かった点と残念だった点をレビューしていきます。
- 全体的バランス:
- 遮音性:
- 高音域:
- 中音域:
- 低音域:
- ノイズキャンセル要らずのフィット感
- タッチパッドへの機能割当が出来る(カスタマイズ)
- LINEなどのテキストを読み上げてくれる
- 充電ケースは指紋だらけになってしまう
- コーデックのaptXには非対応
Galaxy Buds2
Galaxy Buds+のスペック
スペック | |
カラー | ホワイト、ブラック、ブルー |
イヤホンサイズ | 約22.5 x 17.5 x 19.2 mm(6.3g) |
充電ケースサイズ | 約38.8 x 26.5 x 70.0 mm(39.6g) |
Bluetooth | 5.0 |
コーデック | AAC、SBC、Scalable Codec(Samsung独自) |
センサー | 加速度センサー、ホールセンサー、近接センサー |
タッチコントロール | ◯ |
互換性 | Galaxy、その他のAndroidスマホ(Android5.o以上) |
外音取り込み | ◯ |
マイク | ◯ |
スピーカー | 2wayダイナミックスピーカー(Woofer | Tweeter)
イヤホンバッテリー | 85mAh(最大11時間) |
充電ケースバッテリー | 270mAh(最大22時間) |
充電方式 | USB Type-C |
ワイヤレス充電 | ◯ |
カラーバリエーションは、「ホワイト」「ブルー」「ブラック」の3種類。
「Galaxy Buds+」は、Bluetooth 5.0とコーデックは、AAC、SBCとSamsung独自のScalable Codecに対応しているので、Galaxyシリーズと相性が良く繋がりやすい仕様。
個人的には、AndroidスマホのaptXに対応していないのが残念なところだけど。
バッテリーの方は、イヤン本体と充電ケースを合わせると最大22時間もあるので、バッテリー切れを心配しなくても良いのは嬉しいポイント。
充電方式もUSB Type-Cに対応しています。
Galaxy Buds+ フォトレビュー
パッケージ内容
- イヤホン本体
- バッテリーケース
- イヤーピースとイヤーフック
- USB Type-Cケーブル
- 説明書・保証書
「Galaxy Buds+」の付属しているイヤーピースとイヤーフックはS、M、Lのサイズがあるので、自分の耳に合わせることが出来ます。
イヤーピースなどは自分の耳に合わせることで、良い音質で音楽を楽しむことが出来ます。
充電ケースは、テカテカ仕様のプラスチック製になっていて、蓋の部分には、Galaxyのロゴが印字されています。
充電ケースのバッテリーインジケーターランプ。
蓋を開けるとイヤホン本体のバッテリー残量を表示してくれるインジケーターランプもあります。
イヤホン本体のバッテリー残量をスマホで確認しなくても、充電ケースで確認出来るようになっているのは嬉しいポイントですね。
背面の方には、USB Type-Cポート。
充電ケースは、全体的に丸みを帯びていて持ちやすい。
邪魔にならないポケットサイズ
「Galaxy Buds+」の充電ケースのサイズは、約38.8 x 26.5 x 70.0 mmで重さも約39.6gとなっているので、かなりコンパクトで軽い。
手のひらに収まる大きさで、ズボンやシャツのポケットなどに入れても邪魔になることもないですね。
耳に吸い付くようなフィット感で遮音性バツグン
イヤホン本体のサイズは、約22.5 x 17.5 x 19.2 mm(6.3g)で、今まで使ってきた完全ワイヤレスイヤホンと比較するとかなり小型。
イヤホン本体の形状も耳の形にフィットするように作られているので、長時間、装着していても疲れにく仕様になっています。
「Galaxy Buds+」は、自分に合ったイヤーピースなどを使うことで、イズキャンセリング要らずの遮音性を手に入れることが出来ます。
言い過ぎとかではなく、かなりフィット感は良いので、ノイズキャンセルが欲しいなと思ったことはありません。
むしろ、外音取り込み機能が搭載されていて良かったなと感じています。
この小さいイヤホン本体に、高音域のツイーターと低音域のウーファーで構成される2wayダイナミックスピーカーが搭載されているなんで信じられないですね。
2Wayドライバーのすごさは、あまり分かってないですが…
「Galaxy Buds+」は、小型タイプなので、装着した状態でも、耳からイヤホンが出っ張ってないのも良い。
見た目もスタイリッシュに見えるから気に入っています。
女性が付けても目立たない
男性も目立たない
タッチ式だから操作性もGood!
「Galaxy Buds+」は、タッチ式になっているので、操作性が快適。
ボタン式のように、耳に押し込むこともないので、押し込まれる不快感はありません。
- タップ:曲の再生/一時停止
- ダブルタップ:次の曲を再生/電話の応答・終了
- トリプルタップ:前の曲を再生
- 長押し:着信拒否/カスタマイズした設定
毎日のペアリングもスムーズ
Galaxy S10と「Galaxy Buds+」は仲良しなので、蓋を開けるだけで、ペアリングすることが出来ます。
なんだか、iPhoneとAirPods Proを思い出してしまうデザイン。
接続をタップすれば、ペアリング完了です。
他のAndroidスマホやiPhoneでは、「設定」→「Bluetooth」→「Galaxy Buds+」の順にタップすれば、ペアリング完了します。
専用アプリの「Galaxy Wearable」でカスタマイズ(iPhoneは制限あり)
Galaxy Wearableのアプリでは、自分好みにたくさんの設定をすることが出来ます。
- 外音取り込みの強弱設定
- イコライザーの設定
- アプリごとの通知オン・オフ
- タッチパッドへの機能割当
- イヤホンにビープ音を鳴らす(紛失時の対策)
上記に挙げた設定が出来るのは、Androidスマホのみとなっています。
音質の調整が出来るイコライザーは、良く使っています。
「標準」「低音ブースター」「ソフト」「ダイナミック」「クリア」「高音ブースター」の6種類から選択することが出来ます。
バンド音楽が好きで低音大好きマンなので、低音ブースターを使って音楽を楽しんでいます。
タッチパッドも自分の好みにカスタマイズすることが出来ます。AirPods Proではカスタマイズすることが出来なかったのでお気に入りの機能。
左のイヤホンには、「周囲の音(外音取り込み)」、右イヤホンには「Spotify」を設定しています。
アプリなどを触らずに、イヤホンだけで操作が出来るので、イヤホンを付けたら音楽をすぐに楽しむことが出来ます。
あと、スマホを触らずに音量の調整が出来るのは地味に便利ですよね?
- 音声コマンド(OK Googleの呼び出し)
- 周囲の音(外部音取り込み)
- 音量ダウン(左イヤホン)音量アップ(右イヤホン)
- Spotify
地味に気に入っているのが、通知の読み上げ機能。
スマホに入っているアプリの中から、好きアプリの通知を受けて、その内容を読み上げてくれる機能です。
LINEの通知を受信するように設定していて、音楽を聴きながらでもLINEの内容を確認しています。スマホを見なくても内容を知ることが出来るし、既読が付かないのも良い。
残念ながら、iPhoneでは、アプリごとの通知オン・オフのカスタマイズは出来ません。
AndroidとiPhoneでの差別化はされてしまうが、音楽を聴くイヤホンとしては問題ありません。
- タッチパッドへの機能割当(Spotifyは設定できない)
- 外音取り込みの強弱設定
- イコライザーの設定
- イヤホンにビープ音を鳴らす(紛失時の対策)
Galaxy Buds+の気になる音質
前作のGalaxy Budsを使ったことがないので、比較することが出来ないが、「Galaxy Buds+」の音質を実態を書いていきます。
「Galaxy Buds+」 は、かなり遮音性が高いが、音質をそれなりになってしまっていますが、音楽を楽しむには問題ないレベルです。
「Galaxy Buds+」は、有線のイヤホンと比べると音質は劣ってしまうのと、Spotifyといった音質を圧縮しているサブスクを聴くときには注意が必要です。
- 全体的バランス:
- 遮音性:
- 高音域:
- 中音域:
- 低音域:
高音域:強めの高音
iPhoneで聴いているときは、良い音質で聴くことが出来るが、「Galaxy Buds+」は、aptX非対応なので、Androidスマホで聴くと音質劣化してしまいます。
とはいっても、女性ボーカルのクリアな歌声も綺麗に聴くことが出来ます。
宇多田ヒカルの”First Love”も透き通ったクリアなボーカルが楽しめるし、音域も良くて、耳元で歌ってくれているような感覚を味わえます。
若干、音域は狭く感じてしまうので、JAZZ、J-POPといった高音域をメインとなる音楽を聴くときは、曲によっては物足りなさはあるかもしれません。
特に、ドラムのシンバルなどは、シャカシャカ感は目立って聞こえてしまうのが気になる…
中・低音域:臨場感のある低音域
低音域はちょっと、音場と奥行き感も狭く感じてしまうが、バンド系やヒップホップといった曲も楽しむことが出来ます。
ただ、低音域はやっぱり軽く感じてしまうので、イコライザーの「低音ブースター」を使用し、ごまかしています。
標準の設置で聴いていると、高めの高音域が効きすぎて、耳がキンキンしてしまうんですよね。特に女性ボーカルがシャウトするような曲が気になってしまう。
「Galaxy Buds+」は、ベキベキのベース音やドコドコとドラムのバスドラムの音を楽しみたい方には、不満が残るイヤホンかもしれません。
バランスの取れた音質が好みの方は、「SONY WF-XB700」がおすすめ。重低音が良い感じ。
音切れや動画などの遅延もない
「Galaxy Buds+」は、Bluetooth5.0に対応しているので、カフェや人が多い駅、電車の中でも途切れることはありません。
もちろんブラウザでYou TubeやAmazon プライムビデオなどを観ても途切れたり、遅延したりもありませんでした。
スマホやタブレットでも同様に快適に使うことが出来ているので、動画生活を楽しむことが出来ます。
残念なところ
- 充電ケースは指紋だらけになってしまう
- コーデックのaptXには非対応
1つ目は、充電ケースはテカテカ仕様のプラスチック製なので、触る度に指紋が付いてしまいます。気にならない方は気にならかもしれないが、ブラックを使っていると目立つので、気になってしまうんですよね。
ブラックを使いたい方は、指紋汚れに注意が必要。
2つ目は、Androidスマホに採用されているコーデックのaptXに非対応。GalaxyシリーズもAndroidスマホなのに対応していないのは疑問を感じてしまいます。
Androidスマホを聴く場合は、SBCしか使うことが出来ないので、音質は劣化して聴こえてしまいます。
さいごに:快適に音楽が聴ける完全ワイヤレスイヤホン
「Galaxy Buds+」は、音楽だけでなく、音楽を快適に聴けるように工夫されている、完全ワイヤレスイアホンだと感じました。
電話やメール、LINEの通知が来てもイヤホンを付けながら内容の確認が出来るのが、すごく気に入っています。
音質に関しては、他の製品と比較しても並程度ではあるが、音楽を聴く分には問題ないので快適に使っています。
iPhoneでは機能制限があるが、Androidスマホを使っている方は、「Galaxy Buds+」の全ての機能を楽しめるのでおすすめ。
- 全体的バランス:
- 遮音性:
- 高音域:
- 中音域:
- 低音域:
Galaxy Buds2
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