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【レビュー Baseus SiMU S1 Pro】5,000円台で音質の良い完全ワイヤレスイヤホン!ANCのクオリティーも高め
5,000円台で、ANC搭載や外音取り込み機能、Bluetooth5.2、防水、ワイヤレス充電にも対応した、ほぼ全部を詰め込んだ「Baseus SiMU S1 Pro」。AirPods Proが、2万円台のことを考えるとかなり安いですよね。
実際に使ってみると、安かろう悪かろうではなく、音質も思った以上に良くて、音質に拘りがなければ、満足出来る完全ワイヤレスイヤホンとなっています。
ANCのクオリティーも高く、電車のやキーボードのタイピンングの音といった環境音をかき消してくれます。AirPods Proみたいに上品なノイズキャンセリングではないが、満足レベルのクオリティーです。
この記事では実際に使って、良かった点と残念だった点を踏まえながらレビューしていきます。
- 全体的バランス:
- ノイズキャンセリング:
- 高音域:
- 中音域:
- 低音域:
- 遮音性バツグン!ANCで音楽を楽しめる
- 動画の声も遅延なく楽しめる
- 長時間使っても耳が痛くならない
- 片方だけでも使える
- タッチ操作が慣れるまでに時間がかかる
Baseus SiMU S1 Pro
スペック
スペック | |
---|---|
ドライバー | 10mmダイナミックドライバー |
Bluetooth | 5.2 |
コーデック | AAC,SBC |
ANC | ◯ |
外音取り込み | ◯ |
通話機能 | ◯ |
防水 | IPX5 |
タッチ操作 | ◯ |
バッテリー | イヤホン単体:7時間再生 充電ケース:28時間 |
充電方式 | USB-C |
ワイヤレス充電 | ◯ |
カラー | ブルー |
重さ | イヤホン:3.6g ケース込み:46g |
Bluetoothは、最新の5.2に対応しており、コーデックはiPhoneやAndroidスマホの標準のAAC・SBCに対応しています。
個人的に、音楽に集中することが出来るANCが搭載していることと、外音取り込みに対応してるのが嬉しいです。
しかも防水にも対応しているので、運動しているときの汗などにも強く、急な雨に降られても安心。
パッケージ内容と外観デザイン
- イヤホン本体
- 充電ケース
- USB-Cケーブル
- イヤーチップ(S,M,L)
- 説明書など
パッケージ内容は、至ってシンプル。
説明書には、日本語でも記載されているので、安心して使うことが出来ます。海外の商品になると、日本語で記載されていないことはザラにあるので、これは親切です。
イヤーチップのサイズは、S、M、Lとあり、自分の耳に合わせて付け替えることが出来ます。良い音質で音楽や動画を楽しみたいなら、自分に合ったイヤーチップに変えるのは必須作業です。
充電ケースのデザインは、全体的に丸みを帯びており、どことなくAirPods Proを彷彿させるデザインとなっています。肌触りは、サラサラなマット感じで、指紋汚れなどは付きにくい仕様となっています。
裏面にある、ボタンを押すと下面のLEDが点灯し、バッテリーの残量が分かるようになっています。このデザインもどことなくAirPods Proを彷彿させるデザイン。
下面には、充電口のUSB-Cの差し込み口があります。
蓋は、約100度ぐらいまで開けることが出来ます。イヤホン本体もツルツルな肌触りになっているので、慣れるまで取り出しにくいかも。
イヤホン本体のデザインもブルーのAirPods Pro。でも、そこがかっこいい。
イヤホンの形状も丸みを帯びているので、耳に優しいデザインで肌触りも良い。
下の方には、見づらいが、通話をするためのマイクも搭載しています。
軽くてコンパクト
「Baseus SiMU S1 Pro」は、手に収まるぐらいコンパクトなサイズで持ち運びやすいです。この丸みがあいまって気持ち良く手に収まります。
46gと軽いのもメリットの一つです。
フィット感も良い!長時間使っても疲れにくい
「Baseus SiMU S1 Pro」のイヤホン本体もコンパクト仕様なので、耳が小さい女性でもフィットしてくれます。変に耳を圧迫しないんで、長時間使っていても疲れないのが気に入っています。
イヤーチップのサイズを合わせれば、さらに、遮音性や音質もアップしますよ。
タッチ操作方法
タッチ操作に対応しているので、耳に押し込むのような動作が要らないのは、個人的には嬉しい。しかし、ちょっと感度がイマイチなのか、反応するまでに時間がかかってしまいます。
慣れたら気にしないはず。
- 2タッチ:再生/停止、着信/切断
- 3タッチ:曲送り
- 長押し:ANCオンオフ、着信拒否
- 2タッチ:再生/停止、着信/切断
- 3タッチ:曲戻し
- 長押し:ANCオンオフ、着信拒否
ワイヤレス充電も出来る
困ったことに、ワイヤレス充電器がないので、ワイヤレス充電を試すことは出来なかった。
「Baseus SiMU S1 Pro」は、 ワイヤレス充電にも対応しているので、ワイヤレス充電器を持っていれば、ワイヤレス充電をすることが出来ます。
いちいち、ケーブルを指す手間が要らないのは良いですね。帰ったらワイヤレス充電器におけば充電が出来るなんて最高ですね。
ペアリング方法
ペアリング方法は、下記の通り。
一度、ペアリングを完了させてしまえば、充電ケースから取り出す度に自動でペアリングしてくれます。ペアリングする度に、ANCはオンになるので、要らない方は、オフにしましょう。
「設定」→「機器接続」→「新しい機器とペア設定する」→「Baseus SiMU S1 Pro」と進めるとペアリングが出来ます。
「設定」→「Bluetooth」→「Baseus SiMU S1 Pro」と進めるとペアリングが出来ます。
実際に使ってみての感想
音質:高音から低音までフラットで万人受けする
- 全体的バランス:
- ノイズキャンセリング:
- 高音域:
- 中音域:
- 低音域:
気になる音質は、5,000円台のイヤホンの音質ではないことにびっくりしました。
良い意味で、高音域から低音域まで、癖のないフラットな音質になっています。高音域は、キンキンとした音割れもなく、低音に負けないぐらいボーカルの声もクリアに聞こえます。
中・低音域では、決して音場は広くはないが、こもって誤魔化すこともなく、耳をすませば、バスドラやベースのビートも聴くことも出来ます。こもっていないことで、高音域と良いバランスが取れ、聴きやすい音質を作り出していますね。
こういったところは、10mmのダイナミックドライバーを使用しているだけはあるなと感じています。曲によっては、ドゥン、ドゥンとサブウーファーが効いているような臨場感のある音を楽しむことが出来ます。
何度も書いてしまうが、5,000円台の音質ではないのは確かで、バランスの取れた音質だから聴き疲れといった現象も起きることはありませんでした。
地味に、嬉しいのは、片方だけも使うことが出来ることでした!
動画の声の遅延もない
どんな状況でもない!とは良い切れないが、ぼくが使っている環境では、音切れ声の遅延もありませんでした。
動画アプリやWEBのブラウザーでの鑑賞時にも遅延はありません。
さすが、最新のBluetooth 5.2に対応しているだけはありますね。
ANCは思った以上に良い
「Baseus SiMU S1 Pro」は、ANC(アクティブノイズキャンセリング)と環境音モード(ASM)があります。
ANCは、正直なところ期待していなかっただけに、良い意味で裏切られてしまいました。電車の音や話し声、キーボードのタイピングの音を気持ちが良いほどに消し去ってくれます。
なので、ANCをオンにした状態だと、来訪者のピンポーンなどは聞こえないので、注意が必要です。音楽を聴かないで、ANCだけをオンにし、集中モードとして使うのも良いですね。
主に低い音は消してくれるが、高い音は比較的聞こえます。
環境音モードでは、結構、音を拾ってくれるので、歩きながらオンにしていると、風切り音も聞こえてしまい、気になってしまいました。ここら辺の精度は、やはりAirPods Proの方がクオリティーは高く感じますね。
Baseus SiMU S1 Proの残念なところ
音量調整が出来ない
AirPods Proにも音量調整することは出来ないので、5,000円台の完全ワイヤレスイヤホンに求めるのもどうかと思うが、スマホを取り出して操作をするのは面倒なんですよね。
もっと気持ち良く音楽を楽しみたいので、音量調整することが出来たら嬉しかったです。
さいごに:こんな方におすすめ
- 安くて音質の良い完全ワイヤレスイヤホンを探している方
- ANCを搭載している完全ワイヤレスイヤホンを探している方
- 音切れや声の遅延がない完全ワイヤレスイヤホンを探している方
5,000円台の完全ワイヤレスイヤホンにしては、バランスの取れた音質で音楽を楽しむことが出来ます。ANCも搭載しているので、音楽や動画に没頭出来るのも良いですね。
フィット感も良いので、長時間使っても疲れにくいし、リモートワークをしている方にもおすすめ出来る完全ワイヤレスイヤホンです。
- 全体的バランス:
- ノイズキャンセリング:
- 高音域:
- 中音域:
- 低音域:
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