レビュー LEICA M Monochrom Typ246:やっぱりLeicaのモノクロは最高だった(作例あり)

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ついに憧れのモノクロ専用機の「LEICA M Monochrom Typ246」を購入しました。

モノクロ専用機を購入しようと思ったきっかけは、写真展に展示するためにLeica M10-Pのモノクロ写真を選んでいるときに、惹かれてしまったからです。

いろいろなカメラのモノクロを試してきたが、デジタルのモノクロは、やっぱりLeicaが一番好みなんです。

それなら、Leica M10-Pのモノクロで良いのでは?と思ってしまうが、LEICA M Monochrom Typ246は、モノクロのRAW(DNG)データをいじることが出来るのです。

細かくトーンを調整したい場合は、やっぱりRAWデータは便利なんですよね。JPEGでも十分ではあるが、自分が納得した写真を残したいので、完全にモノクロに振り切りました。

それにしても、モノクロ専用のセンサーはすごいですよ。

この記事では、実際に使って良かった点と残念だった点をレビューしていきます。

良かった点
  • モノクロのトーンが良い
  • モノクロの世界を楽しめる
  • モノクロのRAWデータがいじれる
残念な点
  • シャッター音はちょっと気になる
  • 見た目は野暮ったい
  • ISO感度の設定を変更するのが面倒
目次

LEICA M Monochrom Typ246 フォトレビュー

スペックと外観デザイン

スペック
マウントMマウント
撮影形式デジタル
画素数2,400万画素
撮影素子ローバスフィルターレス 約35.8mmx23.9(フルサイズ)
レンジファインダー0.68倍
シャッター金属シャッター(縦走り)
シャッタースピードB、60秒~1/4000
ISOISO320~25000
動画モード【記録形式】MP4 【映像】MPEG-4 AVC/H.264 可変(平均)ビットレート方式 【音声】MPEG-4 AAC-LC 【記録サイズ】1920×1080(Full HD):30p/25p/24p 1280×720(HD):60p/50p 640×480(VGA):30p/25p
露出モード絞り優先AE、マニュアル
ブライトフレーム28/35/50/75/90/135
液晶モニター3.0型 TFTカラー液晶モニター、約92万ドット
バッファメモリー2GB/連続撮影30枚
記憶メディアSD、SDHC、SDXC
バッテリー充電式リチウムイオンバッテリー(付属、電圧7.4V、容量1800mAh)
サイズ約80 × 138.6 × 42mm
重さ約680g
発売年2015年

「LEICA M Monochrom Typ246」は、写真だけでなく動画も撮れる珍しいM型カメラ。動画全盛期の時代には嬉しい機能ではないでしょうか?私自身は、使わないと思うが。

LEICA M10 Monochromとも悩んだが、センター線が映り込んでしまう不具合も抱えていたり、4,089万画素は手に余るので2,400万画素のLEICA M Monochrom Typ246を選択しました。

発売が2015年なので、すでにディスコンになっているためLEICA M Monochrom Typ246を手に入れるには中古しかありません。

今回は、運良くLeica Japanで整備済みで状態の良いLEICA M Monochrom Typ246に出会うことが出来たので、付属品も含めて全て付いていました。

新品ではないが、Leicaカメラの箱は高級感があるので、取り出す瞬間はニヤニヤしてしまいますね。

LEICA M Monochrom Typ246とご対面。

ボディは、落ち着きのあるブラッククローム。Leica MP 0.72のブラックペイントよりもマット仕様で、傷が付きにくいのが良いですね。

ボディには、スレ傷もないので、本当に使っていたカメラなのかと思ってしまうほど、状態が良いです。

裏面は、液晶モニターがあるがタッチパネルではないので、ボタンで操作することになりくます。

タッチパネルとは知っているが、なぜかタッチしてしまう…

軍艦上には、Leicaロゴもなくシンプル。

赤バッジも含めどこにもLeicaのロゴがないので、パッと見Leica!って分からないから周りの人も気づきにくそう。主張しすぎないから嬉しいのです。

持ちやすさをアップするために、サムグリップを使っています。

ファインダーも綺麗。倍率は、0.68倍になります。

ボディの革も傷もなく綺麗。前オーナー様は、持ち出していないかもしれない。

ストラップ取り付け部の摩耗もなく綺麗。

実際に使ってみての感想

すっきりしたデザイン

モノクロ専用機だけあって何一つ文字などもありません。赤バッジもないのでスッキリしています。

ブラックのレンズと合わせるとさらに統一感が増してかっこいい。シルバーのレンズと合わせるとクラシカルな雰囲気になって良い。

重さは感じるが持ちにくさはない

ボディ(レンズキャップ + バッテリー)だけで709gあるし、愛用している「HELIAR classic 50mm F1.5 VM」を装着すると962gもあり、GR IIIと比較するとすごく重いです。

とは言ってもLeicaへの偏愛なのか、この重さでも不思議と心地よい重さだと錯覚してしまうのだから不思議。他のメーカーのカメラだと重い!と言ってたかもしれません。

Leicaというカメラは、手ぶれ補正なしのマニュアル操作が基本で、ブレないように撮影時は両手でしっかり支えるので、この重さが良い塩梅なのかもしれない。

ファインダーも綺麗

ファインダーは、綺麗なので気持ち良く撮影することが出来ます。逆光でも見づらくなるということもないし、問題ありません。

倍率は、0.68倍となっていて、Leica MPの0.72倍と比較すると小さく見えてしまい、構図決めのときにちょっと戸惑ってしまったが、これも慣れでしょう。

LEICA M Monochrom Typ246の作例

カラーセンサーを取っ払ったモノクロ専用機のLEICA M Monochrom Typ246のトーンをそのまま感じて欲しいので、ボディの適正露出で撮影し編集は一切していません。

ハイライトからシャドウのトーンが素晴らしいです。

少しでも参考になれば嬉しいです。

撮影設定
  • 絞り優先
  • ISO感度:400
  • シャッタースピード:オート

JPEG撮って出し

Color Skopar 50mm f2.5
Color-Skopar 50mm f2.5
Color-Skopar 50mm f2.5
Color-Skopar 50mm f2.5 レビュー
Color-Skopar 50mm f2.5
Color Skopar 50mm f2.5
Color-Skopar 50mm f2.5
Color Skopar 50mm f2.5
Color-Skopar 50mm f2.5
Color Skopar 50mm f2.5
Color-Skopar 50mm f2.5
Color Skopar 50mm f2.5
Color-Skopar 50mm f2.5
Color Skopar 50mm f2.5
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Color Skopar 50mm f2.5
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Summaron 35mm F3.5
Summaron 35mm F3.5
Summaron 35mm F3.5
Summaron 35mm F3.5
Summaron 35mm F3.5
Summaron 35mm F3.5

作例をもっと見てみたい方は「LEICA M Monochrom Typ246」のタグで見れますので、気になる方は覗いてくれたら嬉しいです。

使用レンズ

JPEGとRAW(DNG)と比較

LEICA M Monochrom Typ246のJPEGとRAW(DNG)を比較してみました。同時撮影が出来るので、撮影設定は一緒です。

Capture Oneのヒストグラムで確認すると若干、RAW(DNG)の方が、ハイライト、コントラストが低めで出力されているのが分かると思います。

モノクロ状態のRAW(DNG)は、全体的に落ち着いているので、あとから編集しやすいと感じています。

JPEG
JPEGヒストグラム(C1)
RAW(DNG)
RAWヒストグラム(C1)
JPEG
JPEGヒストグラム(C1)
RAW
RAWヒストグラム(C1)

LEICA M Monochrom Typ246の残念な点

シャッター音はちょっと気になる

Leica M10-Pを使っていた身としては、LEICA M Monochrom Typ246のシャッター音は気になってしまう。

愛猫の寝ている写真を撮ると必ずビクってなってしまうし、妻も音が大きいね。と言ってしまうほど。

Leica M10-Pの優しく「コトッ」と静かに落ちるようなシャッター音に対して、LEICA M Monochrom Typ246の「ガシャ」という音は大きく感じてしまいます。

Twitterにショートムービーをアップしてので、試しに聞いて見て下さいね。

こっちがLeica M10-Pのシャッター音。やっぱり静かで心地良い。

見た目は野暮ったい

上記では、スッキリしたデザインと書いたが、Leica MP 0.72と比較してしまうと、見た目は太くて大きいので野暮ったく感じてしまいます。

動画機能が搭載している分、大きいのかバッテリーも大きいから、その影響もありそうです。

持つ少し、軽くてスリムなら嬉しいな。

ISO感度の設定を変更するのが面倒

今どきのカメラを使っていると、軍艦部などで簡単にISO感度を変更することが出来るが、LEICA M Monochrom Typ246は設定メニューから変更する手間があります。

フィルムみたいにISO感度は固定で撮影しているので、慣れてしまったが、変更するときは面倒くさいな、と感じてしまうことも…

ISO感度の値を自分が許せるMaxの値を設定し、オートで撮るのも良いかも。

Wi-Fi接続(転送)は出来ない

2015年製だから仕方ないと思うしかないが、LEICA M Monochrom Typ246には、Wi-Fi転送は出来ません。出来ないのです。

なので、スマホやタブレットに写真を転送するときはSDカードを使う必要があります。

SNSなどにすぐに共有することは出来ないが、その分、写真を撮るということに集中させてくれているのだと自己解決しています。

さいごに:こんな方におすすめ

こんな方におすすめ
  • モノクロ写真を楽しみたい方
  • Leicaのモノクロのトーンが好きな方
  • 程よい画素数(2400万画素)のカメラが欲しい方

「LEICA M Monochrom Typ246」は、モノクロしか撮れないカメラなので、モノクロしか撮らないんだ!と強い決意がある方には、すごく良いカメラです。

モノクロのRAW現像も出来るので、細かく調整できるのも良いですよ。

LEICA M Monochrom Typ246を購入し、モノクロの世界に入り浸ることが出来てすごこ心地が良いです。

それでは、良いカメラライフを!

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