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【レビュー 】念願のSummilux 35mm F1.4 2ndを購入!開放が心地良いレンズ(作例あり)
念願のSummilux 35mm F1.4 2ndを手に入れることが出来ました。
Leica M10-Pを購入したときには、資金不足だったため「Summaron 35mm F3.5」を代わりに使っていたので、やっと状態の良いSummilux 35mm F1.4 2ndに出会うことが出来ました。本当に嬉しい。
しかも、付属品も付いていて比較的、安かったので大変満足しております。フリマサービスやヤフオフ、マップカメラ、カメラのキタムラを毎日覗いていた甲斐がありました。
実際に使ってみると、開放で撮る写真が気持ち良く、噂通りの滲みがすごく良い感じに表現されるので、ついつい開放で撮りたくなってしまいます。
F2ぐらいまで絞るとシャープになり、描写力も高まるのでまた違った楽しみ方が出来ます。1つのレンズで2度美味しいレンズとなっており、Leica M10-Pには常時付けた状態が多くなりましたね。
この記事では実際に使って良かった点と残念だった点、作例を踏まえながらレビューしていきます。
- 開放時の滲みが良い雰囲気
- 絞るとシャープに撮ることが出来る
- コンパクトで軽量で持ち運びやすい
- 中古相場の価格が高い
Summilux 35mm F1.4 2nd フォトレビュー
スペック
スペック | |
---|---|
焦点距離 | 35mm |
F値 | F1.4〜16 |
レンズ構成 | 5群7枚 |
フィルター径 | ねじ切りなし。シリーズ7フィルターをフードにはめ込む。 |
最短撮影距離 | 1m |
レンズマウント | Mマウント |
年代 | 1967-1995年 |
重さ | 245g |
「Summilux 35mm F1.4」は、1967〜1995年に製作されており、シリアルナンバーは、”3501491″となっているので、恐らく1990年代に製作されたのだと思われます。間違っていたらすみません。
作られたのが、ここ最近といっても、約26年前(現在2021年)のレンズだから立派なオールドレンズ。それでも、現代のレンズの描写力と負けず劣らずで、良い味を出してくれます。
実際に使ってみて、今でも人気な理由が分かったような気がします。
付属品と外観デザイン
- レンズ本体
- レンズフード(12504)
- ケース
- フィルター(UVaシリーズ7)
- フロントキャップ(純正)
- リアキャップ(純正)
さすがに、純正の箱はなかったが、これだけの付属品が付いているのは、探していて中々お目にかかることは出来なかったので、ラッキーでした。
前オーナー様が、大事に使い保存していたこともあり、外観などにも傷は少なかったです。かなり良い状態。
Summilux 50mm F1.4も持っているが、レンズとフードのみだったから、それと比較しても良い状態だと感じています。
ケースの上には、薄らとLeicaのロゴがあります。主張しすぎないのが、さすがLeicaだと感じています。
レンズフードの状態も良くて、擦り傷も少なく、本当に使っていたのかと思うぐらいの状態の良さです。
フォーカスリングの角やレンズ本体もペイント落ちや傷もなく、印字されている数字も綺麗に残っています。
外観デザインだけでなく、前玉や後玉も綺麗です。
細かい拭き傷や若干のチリの混入ははあるが、撮影に支障はありません。クモリやカビもないし、コーティング剥げもないので、オールドレンズとしては状態が良い方なのでは?
大口系レンズなのにコンパクトで機動力が良い
F1.4ともなると、レンズ本体が大きく重くなる傾向があるが、「Summilux 35mm F1.4」はコンパクトで245gと軽量です。気軽に持ち出すことが出来るし、カバンの中に入れても嵩張らないのが気に入っています。
写真を日常的に楽しむには、コンパクトさと重さが軽いのは大前提の条件の1つなので、その辺Leicaは分かっているな、と関心しています。
Leicaレンズを使って、機動力の良いカメラの良さを実感するようになりました。
Leica M10-Pともマッチしてるしかっこいい。やっぱりレンズもブラック、カメラ本体もブラックだと引き締まって見えますね。
チタンとどっちにしようか、と迷っていましたが、ブラックにして正解でした。
フィルターははめ込み式
「Summilux 35mm F1.4」のレンズ経口のサイズはいくつだろうか?
レンズフィルターは、フードのパーツにはめ込み式になっています。フードをレンズ本体に付けてしまうと、フロントキャップを付けることが出来ないので注意が必要です。
Summilux 50mm F1.4のレンズフードみたいに、逆さまにしても付ける仕様であれば、使いやすかったな、と感じずにはいられない。
Summilux 35mm F1.4 2ndの作例
作例は、Leica M10-Pでのモノクロが多めですが、1枚目は、開放時のハイライトの滲みが独特で、ソフトな雰囲気が好きです。
ピントが合ってないという訳ではなく、滲みとちょっと狭めの被写界深度がそうさせているのだと思います。
もう少し寄って撮りたいな、と感じたら「NOKTON classic 40mm F1.4 S.C.」がおすすめです。50mmよりも引いて撮ることが出来るので、周りの雰囲気も一緒に撮れます。
Summilux 35mm F1.4 2ndの残念なところ
中古相場の価格が高い
レンズのコンタパクトと軽量さ、オールドレンズとは思えない描写力や独特な滲みを考えても、正直、残念なところはありません。
強いて言えば、中古レンズなのに価格が高いということ。
2021年5月現在の相場は、40〜50万となっていて、ひと昔よりも高騰中。運良く安価で状態の良いSummilux 35mm F1.4に出会うことが出来たので、ラッキーだと感じています。
他の選択肢として、Summilux 35mm F1.4と描写力が似ている「Voigtlander NOKTON classic 35mm F1.4 II SC VM」と最後まで悩んだが、Summilux 35mm F1.4は諦めきれそうにないので、思い切って購入してしまいました。
さいごに:こんな方におすすめ
- 開放の滲みを楽しみたい方
- 1つで2つ味の表現力を楽しみたい方
- コンパクトで軽量なレンズが欲しい方
Summilux 35mm F1.4は、開放時は独特な雰囲気のある写真が撮れるのが気に入ってしまってからは、Leica M10-Pに常時付けてカバンに入れて回っています。
しかも、コンパクトで軽量だから持ち運びやすいし、写真を撮るハードルも下げることが出来ました。
何より、Summilux 35mm F1.4の独特な滲みを味わってしまうと、他のレンズは使えなくなってしまいます。
Leicaを使っているなら、頑張って手に入れたい一つのレンズです。
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